禅門谷窯 ぜんもんだにがま

marusankakusikaku
Picture of 鶴田 純久の章 お話
鶴田 純久の章 お話

佐賀県西松浦郡有田町大字禅門谷の三つの古窯。
「向平窯」禅門谷字向平。
三窯のうち最も早期のもので、高麗唐津風の古風な作行に鉄釉を片身替りなどに施しました。
後期には下手物の染付の雑器をつくりました。
【一本松窯】文禄の役後の渡来朝鮮人が寛永年間(1624-44)に開窯したもので、初めは磁器に近いものを製しのち呉須染付の下手物日用雑器をつくりました。
【戸拘窯】前二者と同じく初期は陶器で後期には磁器に転じました。
(金原京一)

前に戻る
Facebook
Twitter
Email