染付山水絵芋頭水指 そめつけさんすいえいもがしらみずさし

染付山水絵芋頭水指 そめつけさんすいえいもがしらみずさし
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鶴田 純久の章 お話
染付山水絵芋頭水指 そめつけさんすいえいもがしらみずさし
染付山水絵芋頭水指 そめつけさんすいえいもがしらみずさし

古染め付け形物水指。
共蓋。
形はいうところの芋頭に近いです。
側面をえくぼに押さえたところなど日本人好み。
高台が強く安定した姿です。
肩に二重線をまわし、天啓風の軽快な山水絵を描き、ことにそのだみ筆の使い方と濃淡の効果がすこぶる面白いです。
この掬蓋はよく調和していますが、口縁に点々とだみを打っていることからみて、あるいは同時代の合わせ蓋ではないかという見方もあります。
姿よろしく、高麗卓などに格好のものです。
なお、古染め付け形物水指にはこのほかに、桜川・竹絵・桶側・葡萄棚・雲鶴・手桶などがあります。
【寸法】 高さ:17.5 口径:13.5 胴径:20.2 底径:13.7 同 高さ:1.3 重さ:1630 蓋:231

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