染付竹絵水指 そめつけたけえみずさし

染付竹絵水指 そめつけたけえみずさし
Picture of 鶴田 純久の章 お話
鶴田 純久の章 お話
染付竹絵水指 そめつけたけえみずさし
染付竹絵水指 そめつけたけえみずさし

古染め付け形物水指。
共蓋。
竹絵のうち三つ足がこの手の約束です。
形はほとんど寸胴形で、安定感があります。
身に対する蓋もよく調和がとれ、その弾き摘みなど、日本からの注文どおりという感じです。
染め付けの色調は鮮やかで、太い竹幹、よくだみのきいた笹葉の描き方など、何のこだわりもありません。
口縁の釉はずれと、ところどころの虫喰も、どちらかというとこの平凡な形の救いとなっています。
よく茶に適った水指です。
あるいは蓋物としてつくられたのではないかとの説もありますが、やはりもとからの水指でしょう。
【寸法】 高さ:18.9 口径:18.3~20.5 胴径:20.5~2.0 重さ:3267

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