餓は創の古字。鎗金とも書く。器物上に金を飾る法をいいます。『丹鉛総録』に「唐六典に、十四種の金のうちに哉金あり」とみえ、呉偉業に「宣宗の御用の裁金蜷蛉盆」の歌があります。元甕・高麗甕に俵金のことがみえるが、金箔を截って文様をつくり、これを磁器の肌に低大度で焼き付けたものをいいます。