お話 伊那焼 いなやき 赤羽焼ともいいます。長野県上伊那郡辰野町赤羽の産。糸取鍋が主製品。1921年(大正十)当時の製造家は四戸(このうち有賀春太郎を最大とする)、産額三万円。ここの糸取鍋は信楽よりも早く起こったといわれます。(『北村弥一郎窯業全集』) 2011.05.05 お話原色陶器大辞典
お話 伊勢手春慶 いせでしゅんけい 瀬戸茶入の一種。伊勢国(三重県)と尾張国(愛知県)の境で焼かれたので伊勢手といいます。春慶の作ではなく、形格好が似ているので一般に春慶といいます。土は白色で堅く、丸糸切で、下釉は濃い柿色で銀が強いです。上釉は黒色に黄飴色が交じつて飛釉が多い... 2011.05.04 お話人物原色陶器大辞典
お話 市四郎 いちしろう 陶工。1807年(文化四)尾張国春日井郡大森村(愛知県名古屋市守山区大森町)に生まれ、壕仙堂治兵衛に入門し名工といわれました。嘉永(1848-54)初年に彦根藩の湖東焼に従事したが間もなく帰国、1855年(安政二)に井伊直弼が湖東焼振興のた... 2011.05.04 お話人物原色陶器大辞典
お話 一由 いちゆう 京都の陶器であるでしょう。モースは「熟達せる陶工の手になる京都式の茶碗あり、蜷川氏の稿本にも単に一由、弘化二年、京都とあるのみ」と述べています。(『日本陶器目録』) 2011.05.04 お話原色陶器大辞典
お話 伊勢天目 いせてんもく この名は室町末期から江戸初期にかけての茶会記その他に散見され、伊勢(三重県)産の天目かとみられますが、一説に美濃(岐阜県)産の天目で伊勢山田(伊勢市)の御師に年々需用されたものが呼ばれたともいわれます。下手なものであったらしいです。 2011.05.04 お話原色陶器大辞典
お話 一介 いちすけ 名物。楽焼茶碗、赤釉、ノンコウ作。底近くに黒漆で「一介」の文字があり、ノンコウ作の中でも大佗びですぐれたものと評されています。一介は千宗旦に出入りしていた左官で、ある時賃金の代わりにこの茶碗を一介と箱書して与えられました。一介はこれが百余金... 2011.05.04 お話人物原色陶器大辞典
お話 一楽 いちらく 尾張国(愛知県)の雅陶。一楽は尾張然の老臣滝川豊後守で、先祖は文政年間(1818-30)の滝川一益。退隠して一楽と改名し茶碗・香合の類をつくり瀬戸窯で焼いました。また楽焼を模したがどれも風雅な品であります。どの器にも所掲のような款があります... 2011.05.04 お話原色陶器大辞典
お話 為足庵 いそくあん 名古屋の日蓮宗法華寺の住職。文化年間(1804-18)の人で日義と称しました。常に茶事を好み退隠後は名古屋の東南前津の里に庵を設けて為足庵と名付け、楽しみに陶器をつくって所掲のような印を押しました。晩年の作品には啓運老比丘と書いたものもあり... 2011.05.04 お話原色陶器大辞典
お話 一入 いちにゅう 楽家四代。三代道入の子。1640年(寛永一七)生まれ。初名佐兵衛、のち吉左衛門。一入というのは1691年(元禄四)剃髪隠居後の法名。1696年(同九)没、五十七歳。前作にはまだ父ノンコウの影響がみられますが、のちには穏やかな作風となり、高台... 2011.05.04 お話人物原色陶器大辞典
お話 一竜一鳳 いちりゅういっぽう 中国陶磁器で、この文様のあるものはだいたい歴代君主の結婚を記念して製したものであります。宣徳(1426-35)の青花にこの文様のあるものが最も有名で、康煕(1662-1722)・乾隆(1736-95)の品もまた貴ばれています。(『飲流斎説甕... 2011.05.04 お話原色陶器大辞典