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豊後口広 ぶんごくちひろ

豊後口広 ぶんごくちひろ中興名物。破風窯茶入、口広手。阿部豊後守所持。地釉は柿釉・黒釉、置形は黄釉が交わり、胴に轆轤目かおります。形は上から下までまっすぐで、土は薄茶色でざんぐりと柔らかく粗い目、本糸切は細いです。釉質・土味は最も上手であり...
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ふらせ釉 ふらせぐすり

出雲(島根県)陶器の釉料に用いられます。大森光彦の「釉薬と絵具の調合法」によれば、唐の土一二〇匁(四五〇グラム)、土灰五合(〇・九リットル)、長石一升五合(二・七リットル)、ゼーゲル錐八番のものと、来待白石五〇グラム、土灰五〇グラム、ゼーゲ...
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粉彩 ふんさい

粉彩牡丹文大瓶磁器上絵の一種。軟彩とも呼びます。中国清朝康煕・雍正年代(1662-35)に考案された不透明質の彩画で、雍正期に完成され後世に及んです。これより先、明朝の嘉靖(1522-66)・万暦(1573-1620)の頃までに五彩風の上絵...
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フラックス ふらっくす

熔融剤・媒熔剤のこと。釉の熔融性を調整し、必要な透光性を与えるために使用するものです。熔融剤は使用する塩基が異なると作用が変化しますので、その選択は重要であります。塩基は二種類あるいは三種類の基礎になる酸化物を調合することが望ましいです。そ...
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分銅形土製品 ふんどうがたどせいひん

弥生式時代中期末から後期にかけての土製品。岡山県を中心とした中国・四国地方および近畿地方に及ぶ範囲で見出されます。直径10cm内外、厚さ1cm内外の円板の両側を弧形に切り取った形状、つまり近世の分銅の形を呈するのでこの名称があります。ただし...
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故郷 ふるさと

故郷 ふるさと瀬戸真中古窯茶入、小川手。名物。茶入の景に因んで『続古今集』羈旅の歌「福原の都にまかりけるに、生田といふところにて故郷を思ひやりて人の許につかはしける、左京大夫修範 おもひやれ生田の杜の秋風に故郷とふる夜半のねざめを」を引歌と...
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振掛絵付 ふりかけえつけ

真鐘または銅線の細いものでこまかく編んだ金網を張った浅い小筒形のもの、または太い電線位の太さの亜鉛メ。キ鉄線を曲げて直径7-8cm位の円形か楕円形にしこれに前記の金網を張り付けたものを用います。要するに、このようなこまかい目の金網を張ったも...
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粉白 ふんぱく

白磁の不透明な白色をしたものです。粉定に牙黄・粉白の二種があります。(『匋雅』)
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故郷肩衝 ふるさとかたつき

故郷肩衝 ふるさとかたつき名物。古瀬戸肩衝茶入。奈良木津屋より出て前田家に人りました。小堀遠州が『伊勢物語』に「むかしおとこ、うゐかうぶりして平城の京、春日の里にしるよしして、狩に往にけり云云、ふるさとに、いとはしたなくてありければ心地まど...
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福禄の手 ふくろくのて

蛎鹿とも書きます。福禄の文字を胴に浮き彫りにした青磁の花瓶の類で、釉はやや厚く掛かり、色は天竜寺手風のもの、砧手に近いものなどがあります。『青甕説』には「蛎鹿、墨屋了斎筆記にいふ、最上の品なり二字あるものあり一字つつあるもあるようで、案ずる...