国宝 桃鳩図 ももはとのず 桃鳩図徽宗皇帝筆。国宝。中国宋代絵画を代表する絶品。徽宗(1083~1135)は、絵画はもとより芸術全般の創作と鑑賞に、天賦の才能と情熱を傾けた人である。桃の小枝に止まる鳩を画く折枝花鳥画の典型で、画... 2024.12.08 国宝繪画茶道美術鑑賞辞典
繪画 喫図 みそぎず 喫図尾形光琳筆。藤原家隆の「風そよぐならの小河の夕暮はみそぎぞ夏のしるしなりける」(新勅撰集)の歌意によるもので、大和絵好画題の一つ。光琳(1658~1716)は元禄文化を代表する作家で、絵画・漆芸・... 2024.12.08 繪画茶道美術鑑賞辞典
繪画 布袋図 ほていず 布袋図楊月筆。楊月は和玉と号した画僧で、文明十七年(1485)、村庵霊彦の著賛をもつ山水画の存在から、その活躍期を室町末期に想定することができる。山城の笠置寺の住僧であったところから「笠置楊月」の別称... 2024.12.08 繪画茶道美術鑑賞辞典
繪画 布袋図 ほていず 布袋図狩野正信筆、景徐 周 麟賛。重文。布袋は禅宗祖師像としてしばしば登場多くの画人によって制作されている。本図は、人体表現としてはその均衡が著しく無視され、ほとんど円形にまで変容されている。背景には... 2024.12.08 繪画茶道美術鑑賞辞典重要文化財
繪画 布袋図 ほていず 布袋図黙庵霊淵筆、了庵清欲賛。天空を指示する布袋を画いたもので、黙庵が入元中参禅した本覚寺に了庵清欲の著賛がある。賛は「指端光恠本相見皮雖大眼己 放浪多游族姓家 只不布囊推不転 本覚比丘清欲賛」とあり... 2024.12.08 繪画茶道美術鑑賞辞典
繪画 布袋図 ほていず 布袋図卒翁筆、偃溪広聞賛。布袋が袋を傍らに飄々と坐し、天空を見上げる姿もうりようだいえを、淡墨減筆によって描出する、いわゆる岡兩画風である。卒翁は直翁の印文の誤読とするが、両者とも画伝にない。現存作品... 2024.12.08 繪画茶道美術鑑賞辞典
繪画 布袋図 ほていず 布袋図伝胡直夫筆、優溪広聞賛。布袋は中国四明山の僧で、ふとった腹を抱え、日用品一切を入れた大きな袋をかつぎ、一本の杖をもって市中を放浪していたところからその名が生まれたという。その円満にして飄逸な姿は... 2024.12.08 繪画茶道美術鑑賞辞典
繪画 布袋図 ほていず 布袋図無準師範筆、自賛。無準自画自賛水墨画中にあって、書画ともに高雅で、無準の禅風を十分に示している。画賛をもつ禅林所緑水墨画の真髄は、画家と賛者両者の禅境が高い次元において合致しているところに求めら... 2024.12.08 繪画茶道美術鑑賞辞典
繪画 布袋図 ほていず 布袋図門無関筆、無準師範賛。筆者の門無関については、『君台観左右帳記』に「仏像人形彩墨絵」とある以外詳細は不明だが、南宋末の画人。賛者の無ほあん そせんきんざんいおうげんそげん ごつたん ふねい準師範... 2024.12.08 繪画茶道美術鑑賞辞典
繪画 牧牛図 ぼくぎゅうず 牧牛図可翁筆。可翁は、一四世紀前半を活躍期とする水墨画家である。禅機にあふれた画は、画技とともに高い習熟を示している。本図は「騎牛帰家「図」と双幅になっており、禅の「十牛図」に意を得た作品である。これ... 2024.12.08 繪画茶道美術鑑賞辞典