国宝 無準師範 板渡の書翰 ぶしゅんしばん いたわたしのしょかん 無準師範 板渡の書翰無準師範 板渡の書翰国宝。聖一国師円爾(弁円)が、その師無準師範の住する径山興聖万寿禅寺の炎上したことを知り、その復興のためにはるばる板千枚を寄進したのに対し、無準から送ってよこし... 2024.12.15 国宝繪画茶道美術鑑賞辞典
繪画 廬山図ろざんのず 廬山図玉澗筆模本。京都広隆寺旧蔵の玉潤筆「廬山図」横物大幅を、佐久間将監が茶室用に三幅に切断した際の二幅(617~頁上・六三二頁上)の、当初の姿を示す模本で、その資料価値は大きい。玉潤による自賛「過溪... 2024.12.08 繪画茶道美術鑑賞辞典
繪画 廬山図 ろざんのず 廬山図玉澗筆、自賛。重文。本図と「瀑布図」(617~頁上)とは、もと京都広隆寺に所蔵されていた横物の大幅を、佐久間将監が茶室に掛けるため三幅に切断したときの右二幅に相当し、切断前の姿は、根津美術館の模... 2024.12.08 繪画茶道美術鑑賞辞典重要文化財
繪画 六祖破経・截竹図 ろくそはきょう・さいちくのず 六祖破経・截竹図重文。禅宗の第六祖慧能の逸話を画いた禅機図で、「破経図」は、「不立文字」すなわち観念よりも体験を重んずる禅の要諦を破経というしぐさで表象したものであり、「截竹図」は、竹を伐ったとき、鉈... 2024.12.08 繪画茶道美術鑑賞辞典重要文化財
繪画 六祖慧能図 ろくそえのうのず 六祖慧能図伝梁 楷筆、子元祖元賛。重文。禅宗の初祖達磨から六代目、禅宗五家七宗の祖師慧能が、五祖弘忍の命によって確坊に入り、労役に従ったというぐにん『慧能伝』の一挿話に基づく画題である。図上に、北条時... 2024.12.08 繪画茶道美術鑑賞辞典重要文化財
繪画 楼台遠望・溪泉清興図 ろうだいえんぼう・けいせんせいこうず 楼台遠望・溪泉清興図孫君澤筆。双幅。重文。孫君澤については『図絵宝鑑』に「銭塘の人で山ばえんかけい水人物をよくし、馬遠、夏珪を学ぶ」とあるのが唯一の資料である。この双幅にも馬派の構図と夏珪画のもつ湿潤... 2024.12.08 繪画茶道美術鑑賞辞典重要文化財
繪画 楼閣山水図 ろうかくさんすいず 楼閣山水図松谿筆。ほとんど垂直にそそり立つ遠山を背景に、高士の清遊する水辺にしゅうぶん臨む楼閣を前景に配したもので、周文風の構図である。淡彩は清澄で潤いがある。印章は「松谿」で、近時「天遊」印を併せも... 2024.12.08 繪画茶道美術鑑賞辞典
国宝 林檎花図 りんごかず 林檎花図伝趙昌筆。国宝。画かれることのない背景をもち、限られた画面によって切断された一枝の花は、そのまま自然に接続しているのである。ここでは花の美しさだけが絹の上に定着している感じで、画家は限りなき愛... 2024.12.08 国宝繪画茶道美術鑑賞辞典
繪画 李白吟行図 りはくぎんこうず 李白吟行図梁楷筆。重文。酒好きの詩人李太白が、ほろ酔いにそぞろ歩きする姿を画はすばいたもので、梁楷得意の減筆体によって表現している。前面の衣文線は外ぐまによって引かれ、袋状の身体が月光に照らされた詩仙... 2024.12.08 繪画茶道美術鑑賞辞典重要文化財
繪画 奴凧図 やっこだこのず 奴凧図源琦筆。画面を斜めに使い、いっぱいに奴凧を描出し、足元に糸巻を大きって構図に調和を与えている。全体としては奥行きのない図案的な表現に終始した風俗的な作品である。源琦(1757~197)は円山応挙... 2024.12.08 繪画茶道美術鑑賞辞典