桃鳩図 ももはとのず

桃鳩図
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鶴田 純久の章 お話
桃鳩図
桃鳩図

徽宗皇帝筆。
国宝。
中国宋代絵画を代表する絶品。
徽宗(1083~1135)は、絵画はもとより芸術全般の創作と鑑賞に、天賦の才能と情熱を傾けた人である。
桃の小枝に止まる鳩を画く折枝花鳥画の典型で、画中には悠揚たる気品が漂い、まさに宇宙の神韻を聞く想いがする。
款記にある「大観丁亥」は1107年、徽宗26歳にあたる。
左下隅の「天山」印は足利義満の所蔵印である。
【付属物】内箱書付人見友元筆 内箱一帙外箱書付人見七郎右衛門筆 外題―二、相阿弥・狩野常信筆 口上および目録―鴻池善右衛門より井上世外あて
【伝来】井上家
【寸法】全体一縦124.0 横41.5 画面 縦28.3 横26.0

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