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茶の湯

古筆切

石山切 いしやまぎれ

石山切藤原定信筆。『西本願寺本三十六人集』の『貫之集下』断簡。『西本願寺本三十六人集』は天文十八年、後奈良天皇から本願寺証如上人光教に下賜されたが、当時、本願寺は石山(現在大阪城)にあり石山本願寺と称した。昭和四年、大谷尊由師が『貫之集下』...
古筆切

石山切 いしやまぎれ

石山切伝藤原公任筆。『西本願寺本三十六人集』の『伊勢集』断簡。『貫之集』は書においてすぐれ、『伊勢集』は料紙が美しいので名高い。中でも重ね継ぎは「石山切」中の最高の装飾技法である。唐紙・紙屋紙・蠟箋・染紙などを駆使し、切り継ぎ・破り継ぎ・重...
古筆切

飯室切 いいむろぎれ

飯室切伝嵯峨天皇筆。『勝鬘経』断簡(国宝手鑑『藻塩草』)。比叡山横川の飯室別所に伝えられたところからこの名がある。一般に比較的大字で書写された『金光明最勝王経註釈』断簡を「飯室切」と呼んでいるから、この手鑑のものは別種のものであり、これを第...
古筆切

安宅切 あたかぎれ

安宅切伝源俊頼筆。『和漢朗詠集』下巻断簡(国宝 『大手鑑』)。近衛家伝来の『安宅切』零本一巻は明治十一年献上され御物となる。上巻は遺存せず、東京国立博物館蔵(二十七行)、高松宮家蔵(十九行)に続く断簡で、このあとに御物本が続く。『新撰古筆名...
古筆切

上畳本三十六歌仙絵 あげだたみぼんさんじゅうろくかせんえ

上畳本三十六歌仙絵伝藤原信実絵・伝藤原為家詞・源重之像。重文。佐竹本が斎宮女御のみ畳の上に坐しているのに比して、この歌仙絵はすべて畳の上に坐する姿として描かれているので上畳本の呼称がある。現存が知られるのは十三葉で、位署および歌詞は二筆とも...
繪画

廬山図ろざんのず

廬山図玉澗筆模本。京都広隆寺旧蔵の玉潤筆「廬山図」横物大幅を、佐久間将監が茶室用に三幅に切断した際の二幅(617~頁上・六三二頁上)の、当初の姿を示す模本で、その資料価値は大きい。玉潤による自賛「過溪一笑意何疎千載風流入画図 回首社賢無査処...
繪画

廬山図 ろざんのず

廬山図玉澗筆、自賛。重文。本図と「瀑布図」(617~頁上)とは、もと京都広隆寺に所蔵されていた横物の大幅を、佐久間将監が茶室に掛けるため三幅に切断したときの右二幅に相当し、切断前の姿は、根津美術館の模本(同頁下)によってわかる。廬山は江西省...
繪画

六祖破経・截竹図 ろくそはきょう・さいちくのず

六祖破経・截竹図重文。禅宗の第六祖慧能の逸話を画いた禅機図で、「破経図」は、「不立文字」すなわち観念よりも体験を重んずる禅の要諦を破経というしぐさで表象したものであり、「截竹図」は、竹を伐ったとき、鉈の音が静寂を破って響いた瞬間に大悟したと...
繪画

六祖慧能図 ろくそえのうのず

六祖慧能図伝梁 楷筆、子元祖元賛。重文。禅宗の初祖達磨から六代目、禅宗五家七宗の祖師慧能が、五祖弘忍の命によって確坊に入り、労役に従ったというぐにん『慧能伝』の一挿話に基づく画題である。図上に、北条時宗の招請によっ弘安二年(1279)来朝、...
繪画

楼台遠望・溪泉清興図 ろうだいえんぼう・けいせんせいこうず

楼台遠望・溪泉清興図孫君澤筆。双幅。重文。孫君澤については『図絵宝鑑』に「銭塘の人で山ばえんかけい水人物をよくし、馬遠、夏珪を学ぶ」とあるのが唯一の資料である。この双幅にも馬派の構図と夏珪画のもつ湿潤な筆致の両者が認められるが、それは明代に...