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茶の湯

茶道美術鑑賞辞典

吉野間道 よしのかんとう

吉野間道明代。名物裂。豪商灰屋紹益が京都島原遊廓の吉野大夫に贈った裂であると伝えられ、寛永十七年(1640)島原遊廓が設けられたのちのものとも考えられる。実際にこの裂を茶入の仕覆などにとり上げたのは紹益であろ伝世する裂の中には、不味が清国に...
茶道美術鑑賞辞典

弥三右衛門間道 やざえもんかんとう

弥三右衛門間道明代。名物裂。博多の満田弥三右衛門が宋から請来したという伝説があるが、満田弥三右衛門自身が架空の人物であるとする説もあり、織製年代か考えても別人の弥三右衛門でなければならない。赤または緋地に紺の縦縞と細い白の縞に、白の細縞が格...
茶道美術鑑賞辞典

望月間道 もちづきかんとう

望月間道明代。名物裂。織部流の茶人望月宗竹の愛用裂であるとも、望月茶壺の裂であるとも伝えるが、確証はない。類裂が多く数種あり、縞柄に多少の差違がある。そのうちの二種は特にすぐれ、その一つは赤茶地に白と藍の細い縦縞と白の細い横縞で小格子をつく...
茶道美術鑑賞辞典

万代屋緞子 もずやどんす

万代屋緞子明末清初。名物裂。名称は、堺の町人で利休の女婿である万代屋宗安(―1594)の所持によるものと思われる。万代屋緞子と称するものには数種類が認められる。同系の紋様のものに織部緞子や三雲屋緞子などがあるが、製作年代は明末清初頃の織製に...
茶道美術鑑賞辞典

萌黄地牡丹唐草銀襴 もえぎじぼたんからくさきんらん

萌黄地牡丹唐草銀襴明代。名物裂。経糸に黄みの強い糸を用い、緯糸に青みがかった緑の色糸を用いて、雅味ある萌黄の地合いを綾に織り出している。経糸が強く張っていないために、左右によろけて、地に独特の趣を出している。緯糸は太く、細糸二本引き揃えのも...
茶道美術鑑賞辞典

萌黄地唐草紋海気 もえぎじからくさもんかいき

萌黄地唐草紋海気明代。名物裂。紋海気は無地海気とはかなり違った織物で、紋の部分は地合いの部分より織糸をまばらにすることによって紋を現わす方法がとられている。海気は海貴・改機・海黄とも書く。元亀・慶長(1570~1615)頃、更紗などとともに...
茶道美術鑑賞辞典

萌黄地石畳紋金襴 もえぎじいしだたみもんきんらん

萌黄地石畳紋金襴明代。名物裂。〇・九センチほどの小石畳紋を金糸で現わし、その中に宝とばり尽紋を配し、地合いの萌黄の中央に珠点を入れた緻密な織物である。大徳寺創建のとき、帷帳にこの種の石畳金襴が用いられたと伝えるが、実際には明代末期の織製にな...
茶道美術鑑賞辞典

紫地印金 むらさきじいんきん

紫地印金明代。名物裂。紫地のものが印金の中で最も珍 重さ:れるのは、その気品ある色調と箔の金色のコントラストにより、見事な美的表現をなしているからであろう。元来、羅は薄物と称せられ、軽やかな織物であるにもかかわらず重厚な趣をもって目に映るの...
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三雲屋緞子 みくもやどんす

三雲屋緞子明代。名物裂。本能寺緞子の色替りの裂で、時代も明代末期まで下るものはなだと思われる。地色は縹に近い萌黄で、上紋は白糸を用い、二重の青海波に捻り唐花と宝尽紋を散らした潤いのある上品な緞子。伝承の三雲屋については不明であるが、利休・織...
茶道美術鑑賞辞典

本能寺緞子 ほんのうじどんす

本能寺緞子明代。名物裂。大名物「油屋肩衝茶入」(珠光好み)・同種村肩衝茶入」・同「茜屋茄子茶入」に付属する仕覆に本能寺緞子がある。名物裂緞子中の最も古い裂として、白極・下妻・宗薫・正法寺などと並んで五緞子に加えられている。地色は濃紺で、二重...