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陶磁器

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伊三郎 いさぶろう

九谷焼の陶画工。代々桶屋の姓を名乗っていたがのちに斉田と姓しました。晩年の号は道開。1804年(文化元)加賀国能美郡佐野村(石川県能美市佐野町)に生まれ、文政(1818-30)の初め若杉窯で三田勇次郎について赤絵および彩色法を学び、また山代...
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伊岐津志土 いぎつしつち

岐阜県加茂郡八百津町伊岐津志の製磁料で、伊木津志ともみえ、略して伊木土とも呼ばれています。瀬戸の仙堂川本治兵衛がかつて兼山に来てこの土で磁器をつくったのは、犬山に移る以前でありましたろう。五代加藤五助によると千倉石が青味を呈するので白色のも...
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育王山 いくおうざん

名物。後窯茶入、利休窯。名称の由来は明らかでありませんが、箆づくりの胴体が絶壁のような趣を呈しているのを育王山に見立てたものでしょうか。底の十字の窯印や士味・作行などから茂右衛門の作との説があります。のち大阪藤田家の所蔵。(『大正名器鑑』)
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安南焼 あんなんやき

安南(ベトナム)から渡来したやきものの称。わが国と安南は室町時代の後期から江戸時代の初期にかけて相当の交通があり、この船で運ぱれたやきものも東京・安南・占城地方で産出されたものであるでしょう。『万宝全書』には「安南は染め付けの色あしくから物...
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生野 いくの

中興名物。国焜茶入、丹波焜。銘は丹波国(京都府)の名所に囚んで小堀遠州が選んだものであります。気が利いていて浦洒な茶入であります。小堀遠州が所蔵し、その後土屋相模守、堀田相模守、水野平八、松平三助(不昧の弟)を経て不昧の所蔵となりました。(...
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庵の前窯 あんのまえがま

肥前国東彼杵郡折尾瀬村(長崎県佐世保市)木原窯系の一つ。この窯の作品は上物で風雅な趣が深く、白粘土に鉄分を含んだ釉薬を施し李朝風の絵を描いたものが多いようです。白刷毛目・鉄砂刷毛目はどちらも古風で雅致のあるのがおもしろく、ことに器の内側に雲...
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池島肩衝 いけじまかたつき

名物。春慶肩衝茶入、朝日手。池島立全が所蔵していたところからこの名があります。黄釉の飛び景色がおもしろく、円満な表情を具えた茶入であります。立全以後の伝来は不明、のちに岩崎家の所蔵となりました。(『大正名器鑑』)
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入子 いれこ

匣(箱)・文庫・食器など諸種の器物で、大小数個を組み合わせて小さいものを次第に大きいものへ入れるようにつくったもの。木匣の場合は主に七個を一組とするが、丼は主に三個一組、茶碗は二個一組となっています。
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インペリアル・イエロー(ImperialYellow)

中国磁器に盛んに用いられた濃い黄色に対するイギリス人の称呼。おそらく黄色は清朝皇室の色でありましたのだろう。
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盂 う

碗の類。最初は飯器であったが酒器にも用いられました。多くは円形で素文ですが、方形で耳足を有装飾のあるものもあります。高さ七、八センチ、直径一六七センチのものが普通です。(『西清古鑑』)