お話 休雪 きゅうせつ 山口県萩焼の陶家。三輪姓で現在は十一代。初代はもと大和国三輪(奈良県桜井市)の人で、名を吉兵衛といい、のち三輪をもって姓となし、寛文(1661-73)頃毛利氏に仕え製陶に従事しました。その作を松本焼・松本萩などと称します。(『本朝陶器孜証』... 2012.07.18 お話人物原色陶器大辞典
原色陶器大辞典 紀三井寺 きみいでら 雲堂の模様のある染付ですぐれたものを紀三井寺といいます。『茶怨目利書』に「紀三井寺は順礼の歌の心より染付の一番といふ心なり、雲堂の模様あるを以て紀三井寺ともいふ」とあります。ただし紀三井寺は西国三十三番のうち二番の札所であります。『茶道笙蹄... 2012.07.18 原色陶器大辞典茶碗
お話 急焼 きびしょ 急焼 キビショは茶を沌ずるのに用いる小器。壺形で蓋・注口・把手を備えます。古くは金属製のものも使われましたが、後世は妬器製・陶器製・磁器製などのものがもっぱら用いられて今日に及んでいます。【名称】キビショウ、キュースなどとも呼ばれ、急須 き... 2012.07.17 お話原色陶器大辞典
お話 黄天目 きてんもく 天目茶碗の一手。『茶湯正伝集』に「黄天目といふも灰蒙の中なり、土は黒めに少し赤み交候也、下薬白く上薬黄色なり、但上へ黒斑の薬かAaINざるを好とす、但黄薬は覆輪銀或は薬止りのあたりに少宛黄色なる薬かすかに見え候を、黄天目といひならはし候也、... 2012.07.16 お話原色陶器大辞典
お話 木下丸壺 きのしたまるつぼ 中興名物。唐物茶入。もとの所持者が木下氏であったのでこの名があります。『麟鳳亀龍』はこれを古瀬戸に入れています。形状は優美で紫色が冴え、黒釉・光沢の鮮麗さもまたみるべきものがあるようで、その完全無欠といった点では唐物丸壺中まれにみるものであ... 2012.07.16 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 木目肩衝 きのめかたつき 大名物。漢作、肩衝茶入。名称の由来は不詳だが近江国(滋賀県)の木目城に因縁のある茶入であるでしょうか。もと福島正則の所持、1632年(寛永九)その子正利が父の遺物として将軍秀忠に献じその後秀忠から前田利常に与えられ、一時分家に伝えられたが程... 2012.07.16 お話中国原色陶器大辞典大名物大正名器鑑茶入茶道美術鑑賞辞典
お話 吉向焼 きっこうやき 初代吉向治兵衛は通称亀次、伊予国大洲(愛媛県大洲市)の生まれで、父帯屋武兵衛は砥部焼の陶工でありました。明和(1764-72)初年に京都に出て陶法を修め、のち大阪の十三に開窯しました。初め亀次の名に因んで亀甲焼と称しましたが、大阪城代の水野... 2012.07.15 お話原色陶器大辞典
お話 吉州窯 きっしゅうよう 中国江西省吉安府永和鎮にあった窯で、鎮名をとって永和窯ともいいます。文献にはいろいろの記述があるが(「永和窯」の項参照)、近来の知見とはかなり隔たりがあるようです。この窯の起原は唐あるいはそれ以前ともいわれるが定かではないようです。1937... 2012.07.15 お話原色陶器大辞典
お話 吉安天目 きつあんてんもく 中国宋代に江西省吉安府永和鎮で焼造されたという一種の建蓋類似品。外部は貳用のように黄褐色の地に黒い斑があるようで、茶人はこれを貳皮盞と呼びます。見込に梅花・鳳凰・木葉やまれには唐草などの模様を付けたものがあります。(尾崎洵盛)※えいわよう※... 2012.07.14 お話原色陶器大辞典茶碗
お話 北野茄子 きたのなすび 大名物。漢作、茄子茶入。名称の由来は不詳。『津田宗及び茶湯日記』天文十九年(1550)の条にもみえ、すでにその頃からこの名があったことがわかります。紫色と黒釉が交錯し光沢は麗しく景色の変化がいいようもなくおもしろいです。胴中から少し下って火... 2012.07.14 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入