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得入 とくにゅう

楽家八代。七代長入の子、初名惣吉。1762年(宝暦一二)家名を継ぎ、1770年(明和七)9月弟惣治郎(九代了入)に跡目を譲り佐平と改名。1774年(安永三)11月没、三十歳。得入の名は1798年(寛政一〇)の追善に贈られたものであります。作...
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徳須 とくす

盃の一種。口が開き底の抜けた盃で、底穴を指で押さえていないと酒が漏れます。したがって飲み切らないうちは下に置けない盃であります。天狗・お福・徳須の盃を三福対にして、賓を振って大なら天狗、中なら徳須、小ならお福で飲む酒技に用います。※べくはい
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徳右衛門 とくえもん

肥前国南川原(佐賀県西松浦郡有田町曲川)の名工中野徳右衛門。辻喜平次以前にすでに宮廷の御用品をつくっていましたが、その伝を欠いたので世に現れなかったといいます。柿右衛門の家の隣に住み、柿右衛門よりよく御用命を受けましたので、柿右衛門はこれを...
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兜巾高台 ときんこうだい

高台の中央部が突出して山伏が頭につける兜巾に似た趣のある高台。すなわち陣笠を伏せたような形に高台内部を削ったものです。これは茶碗の内底の茶溜まりと並行した自然にかなった形で、もし反対に高台内を摺鉢状に削れば、不自然であるばかりか底を削り抜い...
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常磐 ときわ

中興名物。金華山茶入、玉柏手。『古今集』の「常磐なる松のみどりも春くれば今ひとしほの色まさりけり」の歌意に因んで、どの茶入が年々古くなるに従って色がまさるという意から銘を付けた。形は村雨と同じで、肩に金気がとび、置形は飴金気、また柿金気がI...
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土岐焼 ときやき

岐阜県土岐郡土岐村(土岐市)の産。1906年(明治三九)恵那郡陶村(瑞浪市陶町)から小木曾岩蔵という者が来て開業したが発展せずのち休業しました。1916年(大正五)には赤絵付をする者が八戸ありました。(『岐阜県産業史』)
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時中焼 ときなかやき

伊勢国飯南郡神戸村大字垣鼻(三重県松阪市垣鼻町)の産。寸丈焼ともいいます。寛政(1789-1801)の末、和泥斎寸丈という者の創始で、伊勢街道に面する垣鼻の宅で商い、その裏山で焼いたと伝えられます。のち京都の公家藤波季忠より「時中」の二字を...
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土器 どき

粘土を材料として焼成した容器のうち多孔質で、釉薬の掛かっていないものを土器と呼び、多孔質で釉薬を掛けた陶器、および妬器・磁器と区別します。焼成温度が摂氏一千度未満で、粘土中の鉱物組成にガラス化か生じていないものが多いようです。ただしわが国の...
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灯篭軍 とうろうとう

灯篭軍には数種があります。形は大きな筒のようで上下の口と足が突起し盤底がでこぼこしたものがあります。また同じような式で腹際が数段に分かれているものがあります。上半段は前式のものと同じで、腹際より下半分に脛があり足底でやや開いたものもあります...
備前

会釈 えしゃく

会釈 えしゃく備前水指。花入兼用。「会釈」の銘は、口造り右方の焼け垂れが、前かがみにおじぎをしていることから出たのでしょう。古武士を想わせる強剛な姿。正面左方の竪箆一線が強くきき、これに対して口縁下の箆は山道となっています。口造りと耳もよく...