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油滴天目茶碗 ゆてきてんもくちゃわん

『君台観左右帳記』の天目の部では、油滴は曜変に次いで位の高いもの、値も曜変に次ぐものとされる。水上に落ちた油の被膜がきらきらと輝くようにみえるところから付けられた名であろう。この天目茶碗は、釉調の格別に美麗なもので、内外ともにかけられた天目...
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油滴天目茶碗 ゆてきてんもくちゃわん

名物。素地は建窯独特の灰褐色で、姿は端麗な天目形である。高台は高台際のわずか上の一線で釉が止まって、一層その端正さを引き立てている。釉薬は厚くたっぷりとかかり、花火の光芒にも似た油滴が激しい流下をみせる。分類からいえば兎毫蓋に大るものだが、...
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陶丸 とうがん

直径18mm程の陶製の球丸。愛知県の長久手古戦場のあたりから出土し、また瀬戸の古窯址からは多くその熔着したものが発掘されます。元亀・天正(1570-92)の戦乱に際し、未だ鉄砲の製作が幼稚で鉄丸が欠乏したため陶製の弾丸をつくったのではないで...
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陶管 とうかん

多く通水用その他に用いられる陶製管のことで。一般には土管と呼ばれます。1847年(弘化四)尾張常滑の陶工鯉江方寿が初めて上水道用真焼土管を創意しました。以来製法は漸次改善をとげ、蒸気圧による陶管抜出機を採用するにまで至っています。主な産地は...
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陶棺 とうかん

粘土を焼いてつくった土製棺の一種。土製棺の中で、その形の起原を日常の容器に求めうるもの、例えば甕形土器については甕棺、円筒埴輪を用いたものや円筒埴輪から変化した形と考えられるものは円筒棺と呼び、洗骨葬や火葬に使用された土器や陶器は蔵骨器とか...
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桃花紅 とうかこう

欧米でビーチブルームと呼ばれている中国清代康煕朝(1662-1722)の紅釉磁のこと。景徳鎖の郎窯でつくられたもので宣徳(1426-35)の祭紅の再現をねらったといわれます。要するに酸化銅の還元焔焼成による紅色釉を器の全面に覆ったもので、理...
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倒焔式窯 とうえんしきがま

窯内の火焔の通過するありさまによって命名されました。最初窯の周辺下部から進入した火焔は周壁に沿って上昇し、再び窯底に向かって下降し、窯の下部に設けられた煙道を通じて直接に煙突に至ったり、あるいはその底内および壁内に設けられた煙道を通過して他...
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陶印 とういん

陶製の印章。『考槃余事』に「宋代脊窯・官窯・東青窯に印章あるようで、その製作の巧、鉦の式の妙、述べ尽すべからず」とあるようで、『妃古録』にも中国明代の周丹泉が陶印を焼いたという記事があります。わが国においても中国の影響を受けて陶印を使用しま...
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道安黒 どうあんぐろ

楽家二代常慶作の特徴ある黒楽茶碗。全体に艶がなく柚肌が多く、また肉が療せているので堅い感じがします。千道安の好みによったものですので、世にこれを道安黒と称しました。(『日本陶甕史』)※じようけい
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等庵 とうあん

名物。朝鮮茶碗、古高麗、割高台。等庵とは原所持者の名らしいですが、何びとであるかは不詳。徳川幕府の什物で、1644年(寛永二I)の茶器取り調べの目録のうちにみえます。明治維新になって官軍の手に帰し朝廷の御物となりましたが、侍従石山基文がこれ...