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玉藻 たまも

中興名物。金華山茶入、玉柏手。その本歌玉柏の引歌「難波江の藻にうづもるゝ玉柏あらはれてだに入をこひぱや」に因んでの銘であります。釉色が鮮美で景色に富み、その作行はうち佗びて無限の趣があります。もと尾張国(愛知県)天満屋曲川所持、加賀国(石川...
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玉木焼 たまみずやき

山城国長池の南字玉木池(京都府綴喜郡井手町)の楽焼。玉水楽ともいいます。楽家四代一入の妾腹の子てある一元の創始にかかり、楽家脇窯のうちで最も名のあるものです。1722年(享保七)T几没。二代弥兵衛は任土斎と号し、すこぶる妙手でありました。三...
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玉水 たまみず

名物。国焼茶入、薩摩焼。瓢箪、甫十。小堀遠州好み十個のうちであります。銘は『新古今集』大僧正行慶「つくづくと春のながめの寂しきはしのぶに伝ふ軒の玉水」の歌に因んです。遠州所持、1692年(元禄五)に小堀家を出て新発田藩溝口侯に入り、のち赤星...
原色陶器大辞典

玉流釉 たまなだれぐすり

大隅国(鹿児島県)竜門司窯の一釉法。黒褐釉を濃厚に掛け、その上に青釉を流し掛けたもので、水注・花入・置物などの作に多いようです。いま玉流釉の花入をみますと、青釉が豊富に口から肩にうち掛かり、末は腰から裾まで走っています。あたかも荒磯に寄せ返...
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玉取獅子 たまとりじし

獅子が手鞠をもてあそんでいる図柄。中国の赤絵物にこの図柄があります。明代永楽(1403-24)の名品と称されている圧手盃には、底足内に玉取獅子を描きその鞠の中に大明永楽年製の六字あるいは四字を米粒ほどに細書してあるといわれますが、永楽の真品...
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玉椿 たまつぱき

名物。朝鮮茶碗、玉子手。玉子手に因んで玉椿と銘したものでしょうか。馬越家旧蔵、伝来は詳かでないようです。(『大正名器鑑』)
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玉章 たまずさ

型物香合の一種。結び文に似た形をしたものをいいます。多くは古染付で、絵付は左右を市松にし中央に山水人物のあるのを常とします。
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玉香合 たまこうごう

呉須香合の中に赤玉というのがあるようで、大中小があります。小さい丸香合の甲を四分して、二方を赤一色に塗り、二方に胆磐をあしらって草花を描き、天にも丸の中に花を描いています。この小丸の文様は一定しています。内部に朱字で無雑作に番号を付したもの...
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玉川焼 たまがわやき

嘉永年間(1848-54)に武蔵国玉川(多摩川)調布の里で榎本紫水(号は調布軒)が始めました。この窯はかつて国分寺の瓦を焼いた跡にあるようで、そこから発掘された古瓦の文字の書風に倣い丸に玉の字の窯印を用いました。玉川紫水・一ツヤキ・玉などの...
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玉川手 たまがわで

破風窯茶入の一手「玉川」を本歌とします。他に名物を聞かないようです。『古今名物類聚』に玉川手の「小島」を載せていますが、その所在は明らかでないようです。(『茶道名物考』)