金継ぎを受け賜っています。お気軽にお問い合わせ下さい。
お話

背尾 せのお

名物。朝鮮茶碗、柿の華。呼名は原所持者薩摩屋素朴の姓をとったものです。素朴のあと松平周防守を経て白山善五郎の蔵となりました。(『大正名器鑑』)
お話

銭叩き ぜにたたき

湿潤した素地面を古銭で叩いてその痕を付けて焼いたものです。安物に多く施される簡単な装飾手法であります。
お話

銭瓶 ぜにがめ

瀬戸付近の古窯址から出土する小壷に銭瓶というものがあります。中でも瓶子窯で最も多く焼かれています。あるいは銭を鋳る増蝸であるともいいますが、また小売店などで小銭を入れるのに用いた小壷であるともいいます。なお瀬戸に銭瓶窯という古窯址があるよう...
お話

瀬戸六作 せとろくさく

1563年(永禄六)織田信長は瀬戸に来て名工六人を選び、のちにこれらに窯印を与えたと伝えられます。その選に入った者は加藤宗右衛門(春永)・加藤長十・俊白(一に宗伯)・新兵衛・加藤市左衛門(春厚)・加藤茂右衛門(徳庵)で、窯印は所掲の通り。た...
お話

瀬戸物符帳 せとものふちょう

瀬戸物屋の符帳は次のようなものです。例えば五十は両マル、二十五は厘両という具合。また22、55のように同じ数字の並ぶ時は厘ナラ、両ナラといいます。
お話

瀬戸物 せともの

瀬戸物および唐津物は共に陶磁器の通称語。瀬戸物は、尾張国(愛知県)瀬戸産のやきものが内地諸国に流布するに従って広く通称されるようになったもので、製造品の変遷に伴い初めはもっぱら陶器を意味しのちに磁器本位に移りましたが、世間ではこの区別に関係...
お話

瀬戸掘出手 せとほりだしで

『万宝全書』に「瀬戸掘出手茶碗、手鑑云高麗熊川手によく似たる物あり土白し是を白庵手と云掘出手ともいふ、代は右白高麗同前(註、古物は代五百貫金三十枚迄有新は安し)なり安きはひらきたる物也」とあります。
お話

瀬戸美術研究所 せとびじゅつけんきゅうじょ

愛知県瀬戸にあった彫塑研究所。1881年(明治一四)頃東京工部省美術学校彫刻科ラグサ門下の中途退学者小栗令祐を教師とし、主に石膏使用法および西洋彫塑を伝習せしめました。約二年で閉鎖しましたが、生徒に松風嘉定(初姓井上)・川本半助らがいました...
お話

瀬戸流し せとながし

出雲地方で鉄砂を用いて金晶斑を出したアヴェンチュリン釉を瀬戸流しと呼びます。透明な釉中に鉄の結晶が析出懸浮して輝くものであります。これと同様のものを瀬戸地方では黒浜を用いて出し高取釉と呼びます。
お話

瀬戸陶器濫脳 せととうきらんしょう

書名。1811年(文化八)松平不昧の撰。名物茶器に関する著述で、道具商伏見屋甚右衛門こと亀田宗振のために筆記して与えたものです。名物茶入分類の底本とされました。不昧の前著『古今名物類聚』を補正するところがあります。原本は雲州松平家に伝わりま...