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線香立て せんこうたて

陶製の酒盃のようなもので、見込の底に凸出した小さな臍があるようで、その中央に小孔があってそこに線香を立てます。煎茶手前の時に、床または炉屏の陰に飾って薫香し不浄を払います。青磁・均窯・青花・白磁その他各種のものがあります。形態も四角・六角・...
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扇匝 せんこう

扇を納める箱。中国明代の万暦窯に青花および五彩の雲竜回文のある扇匝があります。清甕には極めてまれであります。清代には銅胎七宝の扇匝があります。(『陶説』『飲流斎説甕』)
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善九郎 ぜんくろう

尾張国(愛知県)瀬戸品野の陶工六世加藤善九郎重高。九郎右衛門重行の子で、1619年(元和五)に生まれ、1636年(寛永一三)本家を相続し陶業を営んです。一説に、重高は父と同じく村上の姓を称したともいいます。1683年(天和三)正月没、六十三...
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鰭魚緑 ぜんぎょりょく

蕎麦釉の黒味がちのものです。鉄珪酸塩の結晶が黒緑色に現れたものであります。
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仙果焼 せんがやき

または伊香保焼。群馬県の伊香保温泉地(北群馬郡伊香保町)でつくられた陶器。1881、2年(明治一四、五)の頃に仙果という者が楽焼をつくって、仙果・仙果造・いかほ焼などの刻印を押して同好者に頒りました。作は上等ではなく、製器で遣るものも少ない...
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洗 せん

『易』繋辞に「水を承くるの器なり」、『儀礼』士冠の注に「洗は盟洗を承くるもの、水を棄つるの器なり。水の地を似さんことを恐れ、洗をもって盟洗の水を承けて、これを棄つ。故に水を棄つるの器と云ふなり」とあります。古く洗は水を受ける器または盟洗の捨...
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Sericite セリサイト せりさいと

元来微細な白雲母族の鉱物で、乾燥物の表面が絹のような光沢を呈することから絹雲母と命名されるに至ったといわれています。重要な陶磁器原料である陶石は、一般にセリサイトと石英の混合物であります。セリサイトの窯業原料としてすぐれている性質は、粘土状...
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施釉瓦 せゆうがわら

粘土瓦の表面に釉薬を施したものをいいます。瓦の着色方法には二種あるようで、一つを煉瓦といって、燃料中に包含する炭素分子を素地の表面に吸着させて銀色を出す方法であるようで、もう一つがこの施釉瓦であります。この施釉瓦を大別すると食塩釉焼・高火度...
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責焚き せめだき

窯焼の進行の終わり近くに連続的に投薪して還元焔を発生させる焚き方。鉄分を青味にするため磁器に必要な焚き方であります。酸化焼成の自然法は各地旧来の慣習で、各地の磁器の初期に当たって最も苦心したものは釉薬・素地ではなく、実にこの人工的に節制する...
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妹尾焼 せのおやき

出雲国能義郡母里村(島根県安来市伯太町母里)の粗陶。妹尾浦右衛門の焼いたもので、同地の神楽崎焼・光現寺焼と同様の器。銘は「金徳山」。(『出雲陶窯』)