尾張国(愛知県)赤津の陶工加藤嘉仲重英(のち仁兵衛)。景郷の二世で尾張の御窯屋に列し、1650年(慶安三)国守義直より十石を受領し、さらに光友の代に毎年金拾両宛永々下賜の命を受けた。一説に源相と号し、1718年(享保三)正月に没したという。(『をはりの花』)