
逆樋で樋が深く、枝痕を大きく残す。
追取にもう一節ある二節の変わり杓である。
筒は真筒の面取り。
「(花押) 更幽」と書付がある。
その草体は美しい。
津田宗及は千利休・今井宗久と並ぶ三宗匠の一人、通称助五郎。
永禄九年宗及と改称し、茶会記を記し始める。
歌道・茶の湯に励み、その道具評論は『天王寺屋会記』からしてもすぐれた才能をみせ、桃山時代随一といえる。
また大通庵を創建し、春屋宗園を開祖に迎える。
【付属物】内箱 桐、蓋裏書付江月和尚筆 「亡父削 (印)」
【伝来】 関戸家
【寸法】 茶杓長さ17.5 幅0.5~0.9 筒長さ19.2 径2.2



