葭の元窯 よしのもとがま

marusankakusikaku
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鶴田 純久の章 お話

肥前国東彼杵郡折尾瀬村大字前ノ平(長崎県佐世保市)にあるようで、木原窯系の根源であります。
1603年(慶長八)帰化朝鮮大金久永の創始。
上等品は少ないですが、その器は胎土は白色砂状質、釉薬は黄色を帯びたひび釉。
下等品は皿・茶碗・片口・油壺などの日用雑器で、鼠がかった白色粘土で、半ば青磁のようなひび釉、時に飴色釉または鉄釉で簡単な草花を描いています。
(『古木原焼及木原焼系諸窯に就きて』)

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