大原孫三郎 おおはらまごさぶろう

大原孫三郎
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鶴田 純久の章 お話
大原孫三郎
大原孫三郎

岡山県倉敷の資産家、紡績業者。
1880年(明治コ二)生まれ。
1904年(同三七)家督を相続し、中国銀行頭取、倉敷絹織株式会社・倉敷紡績株式会社社長などをつとめ関西財界の重鎮でありました。
そのかたわら私財を投じて大原社会問題研究所・大原労働科学研究所・大原農業研究所などを設け、多数の学者を研究に当たらせ、いずれも斯界に大きく寄与しました。
また西洋の名画を蒐集し、日本考古学・日本民芸運動をみて反貴族的陶芸の育成に貢献しました。
1943年(昭和一八)4月18日没、六十二歳。
1930年(同五)に設立された大原美術館は有名。
ほかに倉敷考古館・倉敷民芸館・陶器館が近年建てられています。

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