金森得水 かなもりとくすい

marusankakusikaku
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鶴田 純久の章 お話

伊勢国(三重県)田丸藩の家老。
名は仲、字は長興。
自ら琴屋叟と称しのちに得水と改め、別に玄甲舎と号しました。
名水を探し茶を点てて余年を楽しみましたが、早くから吸江斎宗左に従って茶の奥を窮めました。
著書に『古今茶話』五十巻、『習事十三箇条大柴抄付録』五巻、『本朝陶器放証』六巻があります。
また楽家十一代慶入とも交遊があり、彼に好みを授けて焼かせたこともある程の名ある茶人でありました。
かつて自ら長次郎新組七種を選んでいます。
1865年(元治二)2月没、八十歳。
(『本朝陶器孜証』『楽焼き』)映ほんちょうとうきこうしょう

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