黄河肩衝 こうがかたつき

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鶴田 純久の章 お話

名物。肩衝茶入、大瀬戸。
茶入袋の付札に勅銘とあります。
箱裏の色紙に「千代のあきのなかばにすめる河の名やうすきもみぢの色をかるらん」とあり宸筆といい伝えられています。
歌は五百年河清を待つという黄河の名を詠み込まれたものです。
茶入の色合いを黄河に見立てての命名であるだろうと思われます。
(『大正名器鑑』)

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