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小堀遠州 茶杓 共筒 歌銘玉緒

小堀遠州 茶杓 共筒 歌銘玉緒
小堀遠州 茶杓 共筒 歌銘玉緒

滝本坊贈 八幡名物
茶杓
きわめて薄作でおだやかな杓態である。節の上わずかに節下から切止までそぎ目に景色を見せている。


真筒に面取して、遠州自筆 正面「〆 滝本坊 玉緒 宗甫」 背面「初春のはつねのけふのたまはゝき 手にとるからにゆらく」と二行書にして正面の「玉緒」に結んでいる。

付属物
内箱 桐 白木 書付 松花堂昭乗筆「小堀遠州茶杓 玉緒」
外箱 桐白木書付 政優宗中筆「玉緒 宗甫居士真作」
同蓋裏 書付同筆「元滝本坊所持 八幡名物之弐品」

追記
右の歌は『万葉集』巻二十、大伴家持の作で、正月三日は初子の日に、内裏あずま屋下で、玉箒を贈った時に、始春乃波都弥乃家布能多摩婆波伎手 爾等流可良爾由良久多麻能緒と詠んだ。
玉箒は正月箒室を掃除する時に用いる、ビードロ玉のついた箒のことで、使うたびに玉が鳴るのである。正倉院に御物がある。

所載
滝本坊名物記(遠州茶杓 銘玉緒) 茶杓三百選

寸法
茶杓
長サ17.6cm
幅0.6―1.0cm
厚サ0.35cm

長サ22.1cm
径2.1―2.4cm

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