文政(1818-30)の刊本『陶器指南』の青甕十三品地土調合事の条にこの名がみえています。そして砧・天竜寺・七貫・酒会・大形手・ほくちう・ひしを手・飛・珠光の九種の青磁を挙げ、残り四品はまだ見ないといっています。その地土の調合は南京石土三貫目(11キロ)、土焼土十貫目(37キロ)であります。