お話 一の間 いちのま 連房式の登窯の最初の焼成室をいいます。一の間の下に捨間、その下に胴木間かあり、ここから火を焚き付けて一の間に熱を送り、一の間の中がある程度の火度に昇るまで胴木間を焚いて捨間に焚き登り、さらに一の間に昇って焚きます。瀬戸地方で京窯といっている... 2011.05.04 お話原色陶器大辞典
お話 一観 いっかん 天正(1573-92)頃の瓦工。中国明朝の人といわれます。1576年(天正四)織田信長が近江国安土(滋賀県近江八幡市安土町)に築城した際、一観を招いて明様の瓦を模造させ屋根を葺かせました。わが国で明様の瓦を用いたのはこの時がはじめといわれま... 2011.05.04 お話原色陶器大辞典
お話 市場窯 いちばがま 伊予国伊予郡市場村(愛媛県伊予市市場)の陶窯。文化年間(1804-18)陶工金岡音右衛門が創始。初め爪一焼物という最下級品の雑器を製造していましたが、文政(1818-30)の初めに磁器を製造。明治中期の陶工金岡定蔵は音右衛門の孫。(『府県陶... 2011.05.04 お話原色陶器大辞典
お話 板谷波山 いたやはざん 明治・大正・昭和の三代にわたって活躍した官展系第一の巨匠。本名は嘉七。1872年(明治五)茨城県下館町(下館市)に生まれ、1894年(同二七)東京美術学校彫刻科(現東京芸術大学美術学部)を卒業、石川県工業学校・東京高等工業学校(現東京工業大... 2011.05.04 お話原色陶器大辞典
お話 市場手 いちばで 破風窯茶人の一手。本歌市場は中興名物。ある人が北国の市場で買い求めてきたもので、小堀遠州がそれをこの茶入の銘にしました。この手の現存名物には忘水・宮島・卯花・月草などがあります。本歌および有田・住吉などは存滅不明。(『茶器弁玉集』『万宝全書... 2011.05.04 お話原色陶器大辞典
お話 一井戸二楽三唐津 いちいどにらくさんからつ 昔からもっぱら茶人の間で使われる語で、茶の湯茶碗を品定めしてその順位を示したものです。これよりややあとから出たといわれる語に一楽二萩三唐津というのがあり、これは国内産のものだけを品評したものでありますが、どちらも茶人の陶器に対する嗜好の一端... 2011.05.04 お話原色陶器大辞典
お話 市原峴山 いちはらけんざん 土佐国(高知県)能茶山焼の陶工。初名は小市、明治維新の頃代佐と改めた。峴山は号。もと土佐藩の足軽で、職務の余暇に陶業を研究し維新後独立して能茶山西端の近くに窯を築いた。最初は水甕・片口などの雑器をつくるのに追われていましましたが、1874年... 2011.05.04 お話人物原色陶器大辞典
お話 市江鳳造 いちえほうぞう 尾張藩士。文化・文政(1804-30)頃の人で市江鯉右衛門と称しました。若い時から製陶を好み、勤仕の余暇に陶法を平沢九朗に学んで茶器や雑器をつくりました。作風は九朗に似て工人風がなく、みな上品で大変雅致に富み、当時の人々に大いに愛玩されまし... 2011.05.04 お話人物原色陶器大辞典
お話 市原定直 いちはらさだなお 土佐国(高知県)能茶山焼の陶工。土佐郡鴨部村(高知市鴨部)の人。峴山の子で、温三郎畑山とした。藩政の時常職の余暇に陶器のことを研究し、1866年(慶応二)10月に職を退いて陶窯を開いた。初め素焼の諸器をつくり楽焼も試みた。戊辰の役(一八六八... 2011.05.04 お話人物原色陶器大辞典