金継ぎを受け賜っています。お気軽にお問い合わせ下さい。

お話

お話

佞貫手 ねじぬきで

破風窯茶入の一手。形が捻子貫きに似ているのでこの名があります。土は赤土で緋色のある底が多いようです。糸切はおおかた見事で、口造りの捻り返しは無道なものが多いようです。華奢なものはまれてあります。下釉は濃柿色で銀の強いものであります。上釉は黒...
お話

梅花片紋 ばいかへんもん

中国北宋の旧官窯に関して『博物要覧』は「その紋は氷裂と繕血とを上とし梅花片と黒紋とは之に次ぎ細砕紋なるを下とす」と記しています。梅花片紋というのはわが国で俗にいう飛青磁で、梅花片紋の黒褐色の斑点をいうもので、単に梅花片に限らず小は米粒から大...
お話

鼠大瓶手 ねずみおおかめで

瀬戸茶入の一手。大瓶手というのは山城国伏見大瓶谷(京都市伏見区深草大亀谷)より出たので銘としたもので、鼠大瓶手はその時代の古いものであります。鼠色の釉立ちがあるためこう呼ぶものでしょうか。土は黒色に赤味があります。ただし堅くみえて小砂の混じ...
お話

灰器 はいき

茶の湯の、炉および風炉の炭手前の時の用器であります。炉では湿り灰を入れ、風炉では薄灰などを入れる。「ほうろく」(鮑熔または泡録などと書く)または「灰ほうろく」ともいいます。炉には素焼のものを用い、風炉には釉の掛かった灰器を用いるというのが千...
お話

能阿弥 のうあみ

室町幕府の同朋衆。『君台観左右帳記』の著者。1397年(応永四)生まれ。姓は中尾氏、名は真能。鴎斎または春鴎斎と号しました。もと朝倉氏の臣。六代将軍義教から八代義政に歴仕し唐物奉行となりました。画事・表具・立花・香道に巧みで、また連歌に長じ...
お話

根抜 ねぬけ

ねぬきともいいます。いわゆる古唐津の一種であります。建武(1334-8)から文明(1469-87)年間にかけてつくられたといいます。その質には白土・赤土があるようで、釉色は鉛色で、高台の内に縮緬の皺のようにしぼり状に土質が現れ、釉は施されて...
お話

早岐窯 はいきがま

長崎県佐世保市早岐町の古窯。寛永年間(1624-44)三河内焼の創始者今村三之丞はこの地と江上村三ッ岳(同市江上町)に白磁鉱を発見し、まず窯をこの地に開き試焼をし、のち折尾瀬村三川内(佐世保市三川内町)に移ったといいます。(『日本陶甕史』)
お話

能茶山焼 のうさやまやき

土佐国土佐郡鴨田村能茶山(高知市鴨部能茶山)の磁器。土佐では以前からの尾戸焼は陶器のみで、一般に国内で用いる磁器は依然として他の地方の移入を仰いでいました。藩はこれを改めるため御町方御趣向に命じ、1820年(文政三)尾戸(高知市小津町)の窯...
お話

根抜古瀬戸 ねぬけふるせと

初代藤四郎古瀬戸茶入と同作のものです。根抜とは最も古いことを意味するので藤四郎初期の作品を指すものでしょう。土は浅葱土、時に白土の少し淡い赤味を帯びたものがあります。下釉は柿色、上釉は多く栗色でむらむらと掛かり、その上に挽茶色のこまかな吹き...
お話

灰釉 はいぐすり

草木の灰類を媒熔剤とした釉薬。東洋の陶磁器は一般に灰類を最も重要な釉薬原料としていましたが、近代になって灰類の代用として石灰石・滑石などを常に使用するようになってからは、灰類の需要は大幅に減少しました。しかしそれでもまだ灰釉が尊ばれるのは、...