古筆切 郭公切 ほととぎすぎれ 郭公切伝西行筆。『右大臣家百首』断簡(手鑑 『碧玉』)。百首歌は右大臣藤原兼実(1149~1207)が治承二年(1178)三月二十日から六月二十九日までに、藤原実定・季経・源頼政などに二十題各五首を詠... 2024.12.12 古筆切茶道美術鑑賞辞典
古筆切 法輪寺切 ほうりんじぎれ 法輪寺切伝藤原行成筆。『和漢朗詠集』下巻断簡。『和漢朗詠集』下巻のみが遺存し、断簡も数が少ない。料紙は天地の長い薄い藍紙に羅文の飛雲が散らされ、全面に細かい雲母が撒かれている。飛雲の技法は他に類例をみ... 2024.12.12 古筆切茶道美術鑑賞辞典
古筆切 蓬萊切 ほうらいぎれ 蓬萊切伝藤原行成筆。『拾遺抄』巻五断簡。打曇紙二枚を継いだ巻子本で『後撰集』巻二十から一首、『拾遺抄』巻五から四首、いずれも賀歌を抜き書している。三首は仮名書で、他の二首は漢字の草書体を仮名として用い... 2024.12.12 古筆切茶道美術鑑賞辞典
古筆切 日野切 ひのぎれ 日野切伝藤原俊成筆。『千載集』巻十五断簡(国宝手鑑『藻塩草』)。もと日野家に伝えられたので「日野切」と称しているが、遺存するのは下巻のみで上巻は失われた。胡蝶装の冊子本で、巻十七の巻末に烏丸光広(15... 2024.12.12 古筆切茶道美術鑑賞辞典
古筆切 針切 はりぎれ 針切伝藤原行成筆。『源重之の子の僧の集』断簡(手鑑『谷水帖』)。『源重之の子の僧の集』 末尾に「こなたはしげゆきがこのそうのしふなり、仁与」とあり、この仁与なる人物が筆者と考えられる。この歌集はもと四... 2024.12.12 古筆切茶道美術鑑賞辞典
古筆切 二盲懐紙 にしゅがいし 二盲懐紙藤原秀能筆。重文。二首和歌。大屋(藤原)秀能(1184~1240)は北面の武士であったが、歌に秀で、後鳥羽院に仕え多くの秀歌を残している。もと袖の裏面に記されていた「建仁元年六月晦日和謌会当座... 2024.12.12 古筆切茶道美術鑑賞辞典重要文化財
古筆切 二首懐紙 にしゅかいし 二首懐紙藤原為家筆。二首和歌。為家(1198~1275)は定家37歳の子で、康元元年(1256) 出家し、法名を融覚と称した。この懐紙には「融覚」と法名が記されているから59歳以後のものであり、のびの... 2024.12.12 古筆切茶道美術鑑賞辞典
古筆切 業兼本三十六歌仙絵 つなりかねぼんさんじゅうろくかせんえ 業兼本三十六歌仙絵伝藤原信実絵・伝平業兼詞・藤原兼輔像。江戸中期まで巻子本であったが分断され、現存が確認されているものは十葉にすぎない。佐竹本・上畳本に比べると洒脱な姿態を描いた歌仙絵で、簡潔な線描で... 2024.12.12 古筆切茶道美術鑑賞辞典
古筆切 業兼本三十六歌仙絵 なりかねぼんさんじゅうろくかせんえ 業兼本三十六歌仙絵伝藤原信実絵・伝平業兼詞・中務像。平業兼は左衛門佐業房の子で、元久二年非参議従三位、承元三年出家した人物であるが、真筆と認められるものが伝業兼筆「春日切」巻末の「校合畢、従三位行治部... 2024.12.12 古筆切茶道美術鑑賞辞典
古筆切 中院切 なかのいんぎれ 中院切伝源実朝筆。『後拾遺集』巻四断簡(手鑑『碧玉』)。もと四ッ半の粘葉装の冊子本で、中院家に伝来したことによりこの呼称があるのかもしれない。実朝(1192~1219) の筆跡に類似するが同筆とは認め... 2024.12.11 古筆切茶道美術鑑賞辞典