古筆切 紙捻切 こよりぎれ 紙捻切伝藤原佐理筆。『道済集』断簡。源道済(~1019)の家集を書写した冊子本であるが、筆鋒が紙捻のよじれた姿に似ているところから付けられた名称である。穂先の細くて長い筆で書かれ、転折によって鋭鋒が露出し、書風は老巧で枯淡な趣があり、全体に... 2024.12.10 古筆切茶道美術鑑賞辞典
古筆切 後鳥羽院本三十六歌仙絵 ごとばいんぼんさんじゅうろくかせんえ 後鳥羽院本三十六歌仙絵伝後鳥羽院絵・詞・紀貫之像。絵詞ともに後鳥羽院と伝える一連の歌仙だいのきみなかつかさ絵で、もと巻子本であったものを分断し、現存するのは十五葉である。中でも高田専修寺に伝来する「小大君・伊勢・中務」の三幅には、烏丸光広(... 2024.12.10 古筆切茶道美術鑑賞辞典
古筆切 小島切 こじまぎれ 小島切きつちょうけいしゅう伝小野道風筆。『斎宮女御集』断簡。斎宮女御は村上天皇の皇女徽子(929~1985)で、三十六歌仙に選ばれた五人の閨秀歌人の一人である。この歌集はもと粘葉装の冊子本で前田育徳会旧蔵の四枚続きがあり、鳥の子質の料紙に雲... 2024.12.09 古筆切茶道美術鑑賞辞典
古筆切 小色紙 こじきし 小色紙後水尾院筆。宸筆色紙(手鑑 『碧玉』下)。後水尾院は後陽成院の皇子で、第百八代天皇として慶長十六年即位、寛永六年譲位して法皇となり、仙洞御所に入った。後水尾院は特に古筆を愛好し、莫大な手鑑を集大成したが、火災にあって惜しくも焼失した。... 2024.12.09 古筆切茶道美術鑑賞辞典
古筆切 高野切 こうやぎれ 高野切伝紀貫之筆。第三種。『古今集』巻十八断簡。第三種は巻十八巻十九が現存するが、元来、巻十三から十九までを書写したものと思われる。第1.第二種の書風に比べると明快で、運筆に適度の速さがあり、穂先の変化は少ないが、新鮮な魅力を感じさせる新風... 2024.12.09 古筆切茶道美術鑑賞辞典
古筆切 高野切 こうやぎれ 高野切伝紀貫之筆。第二種。『古今集』巻二断簡。第一種に比して古様の書風を示し、力強い個性的表現にあふれている。側筆で筆の腹が目立ち、粘りのあるうねりを連綿体にみることができる。第二種は巻二巻3.巻5.巻八が遺存し、巻五巻八は一巻完本で、同筆... 2024.12.09 古筆切茶道美術鑑賞辞典
古筆切 高野切 こうやぎれ 高野切伝紀貫之筆。第一種。重文。『古今集』巻一断簡。現存する『古今集』写本中最古の遺品である。後冷泉天皇(在位一〇四568)の御代の最高の能書家の手になるもので、三人の筆者による寄合書であるが、第一種は巻1.巻9.巻二十を担当している。とり... 2024.12.09 古筆切茶道美術鑑賞辞典重要文化財
古筆切 高野切 こうやぎれ 高野切伝紀貫之筆。第一種。重文。『古今集』巻九断簡。この断簡を含む第九巻きもくじきおうごを豊臣秀吉が愛蔵し、のちに高野山文殊院の木食応其(興山上人、一五三六1608)に贈られ、長らく高野山に伝来したところから、同種の古今集切を「高野切」と呼... 2024.12.09 古筆切茶道美術鑑賞辞典重要文化財
古筆切 香紙切 こうしぎれ 香紙切伝小大君筆。『麗花集』断簡。『麗花集』の同一本の巻頭断簡は伝公任筆「麗花集切」と呼ばれ、他の部分は伝小大君筆「香紙切」となっている。もとは冊子本で、料紙は薄黄色の紙に薫染と防虫を兼ねて丁子の汁を刷毛染にしたので「香紙切」の名がある。長... 2024.12.09 古筆切茶道美術鑑賞辞典
古筆切 光悦和歌色紙 こうえつわかしきし 光悦和歌色紙本阿弥光悦筆。『古今集』巻一(手鑑 『碧玉』)。光悦(1558~1637)は自得斎・徳有斎・大虚庵などと号し、家業の刀剣の磨礪・浄拭・目利の三事を嗣いだが、元和元年家康より洛北鷹ヶ峰の土地を拝領しここに引きった。書は青蓮院尊朝法... 2024.12.09 古筆切茶道美術鑑賞辞典