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古筆切

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松籟切 しょうらいぎれ

松籟切伝藤原行成筆。『十番歌合』断簡。『十番歌合』の清書本で、承暦二年(1078) 讃岐守顕季家歌合と呼ばれ、顕季(1055~1123)が古歌を利用して歌合形式としたといわれる。料紙は白の鉄線唐草の唐紙(和製)を使用している。近年まで三井松...
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拾葉集(断簡) しゅうようしゅう

拾葉集(断簡)伝津守国冬筆。『拾葉集』巻十六断簡(国宝 『大手鑑』)。津守国冬(1270~1320)は国助の子で摂津住吉社の神主の家に生まれ、弘安八年に権神主、永仁七年に神主となり、従四位上左近将監に任ぜられ、後宇多天皇の北面の武士となった...
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十五番歌合切 じゅうごばんうたあわせぎれ

十五番歌合切伝藤原公任筆。公任撰 『十五番歌合』断簡。この歌合は公任の撰になるもので、現在十四首が知られているにすぎない。そのうち八首(友則・清正・小町・惟則・元真・仲文・輔昭・斎宮女御)が一巻として前田育徳会に秘蔵され、不足の二十二首を中...
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下絵拾遺抄切 したえしゅういしょうぎれ

下絵拾遺抄切伝源俊頼筆。『拾遺抄』断簡。『十巻本拾遺抄』の書写本で遺存する断簡はきわめて少なく、料紙は鳥の子の白紙に銀泥飛鳥・草花などが比較的大きく描かれ、『桂本万葉集』 「堺色紙」より洗練された下絵となっている。俊頼(1112~9) 筆と...
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時代不同歌合絵 じだいぶどううたあわせえ

時代不同歌合絵伝藤原信実絵・伝後京極良経詞・藤原兼輔像。この断簡は『時代不同歌合絵』の第四十六番左の藤原兼輔像であり、一歌仙一首の形式をとり、現在数葉が知られるのみである。絵はまた藤原光長の筆とも伝えられるが、画風からみて鎌倉末期の遺品で、...
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三体白氏詩巻 さんたいはくししかん

三体白氏詩巻小野道風筆。国宝。『白氏文集』断簡。楷書・行書・草書の三体で白楽天の詩六首を書いた巻子本である。各体二首ずつで楷書は七律と五絶の十二行、行書は七律と五律の十六行、草書は七律および七絶の十八行、合計四十六行である。字形は端正で温雅...
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佐竹本三十六歌仙絵 さたけぼんさんじゅうろくかせんえ

佐竹本三十六歌仙絵伝藤原信実絵・伝後京極良経詞・平兼盛像。重文。佐竹本中、躬恒と貫之(位署と歌のみ遺存)は江戸初期に欠失し、狩野探幽が二図を補筆し、また下巻頭に住吉神社の詞と歌とが記され、住吉神社の風景が加筆されている。男像の三十一人中、黒...
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佐竹本三十六歌仙絵 さたけぽんさんじゅうろくかせんえ

佐竹本三十六歌仙絵伝藤原信実絵・伝後京極良経詞・斎宮女御像。重文。秋田藩主佐竹家に襲蔵されていたのでこの名が付けられたが、大正八年分断された。分割にあたり世話人益田鈍翁は田中親美と計り一図ずつに分割したが、曲折を経て親美の所有に帰した。本図...
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佐竹本三十六歌仙絵 さたけぼんさんじゅうろくかせんえ

佐竹本三十六歌仙絵伝藤原信実絵・伝後京極良経詞・小野小町像。重文。藤原公任によって三十六人の歌人(男三十一人・女五人)が選ばれ、藤原盛房が歌仙伝を著わすに至り、一層歌仙尊重の風潮が高まり、鎌倉期に入って歌仙絵の成立をみたと考えられている。信...
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堺色紙 さかいじきし

堺色紙伝藤原公任筆。『古今集』巻七断簡。和泉国堺の何人かが所持したために「堺色紙」と名付けられたのであろう。『古今集』を書写した巻子本を分割したもので、現存するのは十首で一紙ごとに大小がある。料紙は薄藍色の斐紙に蝶・鳥・松・桜・紅葉・秋草な...