古筆切 続後撰集(断簡) ぞくごせんしゅう 続後撰集(断簡)伝招月庵正徹筆。『続後撰集』巻二断簡(国宝 『大手鑑』)。正徹は備中国の生まれで、幼年の頃上京し東洞院に住し、17歳のとき興福寺の上童、のち東福寺の書記となったので「徹書記」と称された。冷泉為尹・今川了俊に和歌を学び、二条派... 2024.12.10 古筆切茶道美術鑑賞辞典
古筆切 関戸本朗詠集切 せきどぼんろうえいしゅうぎれ 関戸本朗詠集切伝藤原行成筆。『和漢朗詠集』上巻断簡。名古屋の関戸家に上・下巻の一部が伝来しているのでこの名称で呼ばれている。もと上巻二十九紙、下巻二十七紙であったが、約半分の断簡が分割された。この幅もその一部であり、雁皮質の白紙や漬染紙をま... 2024.12.10 古筆切茶道美術鑑賞辞典
古筆切 関戸本古今集切 せきどぼんこきんしゅうぎれ 関戸本古今集切伝藤原行成筆。『古今集』巻一断簡。名古屋の関戸家に四十八紙が伝来したため命名される。近年その約半数が分割されたが、この一葉もその一部である。料紙は数色に漬染された斐紙と繊維染の紙とが襲綴にされていた。巻末に、中院通村(1588... 2024.12.10 古筆切茶道美術鑑賞辞典
古筆切 寸松庵色紙 すんしょうあんしきし 寸松庵色紙伝紀貫之筆。『古今集』巻五(抄出本)断簡。白地の唐紙に歌を四行書としたしょうげんもので、南宗寺伝来、佐久間将監真勝所持十二枚の内の一枚。歌意を描いた扇面の幅が添っている。新鮮で明るく柔軟な美しい曲線美は、歌切中の白眉とされ、平安三... 2024.12.10 古筆切茶道美術鑑賞辞典
古筆切 寸松庵色紙 すんしょうあんしきし 寸松庵色紙伝紀貫之筆。『古今集』巻七(抄出本)断簡。現存する色紙は三十三葉、Sしょうげんつちょうずれも 『古今集』 四季の歌である。元来、唐紙を粘葉装にした冊子本で堺の南宗寺に三十六枚あったが、烏丸光広(1579~1638)が入手し、のち十... 2024.12.10 古筆切茶道美術鑑賞辞典
古筆切 筋切 すじぎれ 筋切伝藤原佐理筆。『古今集』巻七断簡。『古今集』を上下二冊の粘葉本に書写したもので、真名序・仮名序を含む巻十までが関戸家に完存したが、近年とおしその大半が分割された。この断簡もその一部で、料紙の表の方を「筋切」と呼び、裏側を「通切」という。... 2024.12.10 古筆切茶道美術鑑賞辞典
古筆切 新古今集(断簡) しんこきんしゅう 新古今集(断簡)伝青蓮院尊道筆。『新古今集』巻五巻十断簡(国宝 『大手鑑』)。尊道法親王(1332~1403)は後伏見天皇の皇子で青蓮院門跡。たびたび天台座主にのぼり、妙香院・十楽院とも称せられた。この断簡は三首の和歌を同形式で散らし書にし... 2024.12.10 古筆切茶道美術鑑賞辞典
古筆切 宸翰和歌懐紙 しんかんわかかいし 宸翰和歌懐紙後水尾院筆。一首和歌。後水尾院(1596~1680)は後陽成院の皇子で百八代天皇。和歌・連歌・連句を好み家集に『鷗巣集』がある。また古筆切を愛好収集し、手鑑を編集されたことも有名。この一首懐紙は「南校暖待鷺」の題詠で三行三字の定... 2024.12.10 古筆切茶道美術鑑賞辞典
古筆切 宸翰色紙 しんかんしきし 宸翰色紙後陽成院筆。『古今集』巻三(国宝 『大手鑑』)。後陽成院(1571~1617)は陽光院の皇子で百七代天皇、慶長十六年(1611)譲位された。歌は『古今集』から紀貫之の『寛平御時后宮歌合』の一首で三行書とし、単調さを避けるため第一行、... 2024.12.10 古筆切茶道美術鑑賞辞典
古筆切 白河切 しらかわぎれ 白河切伝西行筆。『後撰集』巻十断簡(手鑑『谷水帖』)。陸奥国白河から出たので「白河切」と命名され、また江戸で分割されたから「江戸切」「江戸西行」の名もある。もと胡蝶装の冊子本で料紙は楮紙、伝西行筆「曽丹集切」に類似した同時代の書写になる古筆... 2024.12.10 古筆切茶道美術鑑賞辞典