茶杓 妙喜庵功叔造茶杓 みょうきあんこうしゅく 共筒 妙喜庵功叔造茶杓節なし茶杓。古風に中心に高樋を置き節で止めているが、ごまをまじえた竹を用いたところに時代の相違をみる。筒は真筒で細造り。下部に功叔自筆で「妙喜庵(花押)」の文字はメ印とともに流麗である。功叔は利休門下、山崎妙喜庵(東福寺派)... 2024.12.01 茶杓茶道美術鑑賞辞典
茶杓 松平不昧造茶杓 まつだいらふまい 歌銘三タ 鴫立沢・浦苫屋 松平不昧造茶杓【鴫立沢】白さびの撓め強く、逆樋の節は立って、節上に虫喰が二つあり寂び味を増す。筒は荒削りの太筒で面取り。書付「〆心なき身にもあわれは志られけり鳴たつ沢の秋の夕ぐれ 宗納一々造之」。【浦苫屋】逆樋の芽痕が突き出し景色をなす。筒... 2024.12.01 茶杓茶道美術鑑賞辞典
茶杓 松平不昧造茶杓 まつだいらふまい 共筒 歌銘三タ 槇立山 松平不昧造茶杓削りたてのように綺麗で、全体に白さびであるが節を中心に煤景色がある。逆樋の節は突き出し、追取はきわめて細い。筒はさび竹のしのぎ削りに面取り筒。「メ淋しさはそのいろとしもなかりけりまきたつ山の秋の夕ぐれ 一々造之」と書付。不昧は... 2024.12.01 茶杓茶道美術鑑賞辞典
茶杓 松平不昧造茶杓 まつだいらふまい 共筒 銘五月雨 松平不昧造茶杓遠州にも宗徧にも同銘の作があり、不味はそれに追随して自らつくったもの景色は面白く、節上にある虫喰を星に見立てて古歌の意をとり「五月雨」と銘した。筒は面取り筒に書付「〆 五月雨 星ひとつ見つけたるよのうれしさは月にもまさる五月雨... 2024.12.01 茶杓茶道美術鑑賞辞典
茶杓 松浦鎮信造茶杓 まつうらしげのぶ 共筒 和田織部殿 松浦鎮信造茶杓白さび竹で一文字を加味した丸櫂先、撓めは強い。節から下に片身替りのそげがあり、追取は石州形である。筒は草筒に面取りし、刀印のメ印「和田織部殿 徳祐」の贈筒。鎮信には贈筒が多いが、和田織部なる人物は不詳。鎮信は肥前平戸城主。寛永... 2024.12.01 茶杓茶道美術鑑賞辞典
茶杓 本阿弥光悦造茶杓 ほんあみこうえつ 共筒 本阿弥光悦造茶杓櫂先を直角に曲り撓め、撓め過ぎたのか裏を漆で補修してある。本樋の節上に一筋の縞流れがあって見所となっている。竹質はよく光沢があって美しい。筒は撓めの強い茶杓を納めるために太い筒を添えている。総削りして〆印に「本阿」、底近くに... 2024.12.01 茶杓茶道美術鑑賞辞典
茶杓 本阿弥空中造茶杓 ほんあみくちゅう 共筒からのふでのぢく 予楽院茶杓簞笥 本阿弥空中造茶杓侘び茶杓として喜ばれる空中作。逆樋の腰蓑のそげが節下三分の二に及び、残った皮に「空中八十歳」と針彫りがある。筒は総削りの真筒に「からのふてのちく(唐の筆の軸)」の書付は空中自筆で薄墨である。口栓のは薄く、時代の好みを示してい... 2024.12.01 茶杓茶道美術鑑賞辞典
茶杓 細川幽斎造茶杓 ほそかわゆうさい 細川三斎追筒 予楽院茶杓箪笥 細川幽斎造茶杓桑材。中節に景色があり、櫂先は丸撓めで深々とおおらかである。櫂先の幅は広く、切止に向かって細めていく素直な造形。筒は真筒の総削りに面取りし、「メ 玄旨様の御細工也 三斎」と細川三斎の追筒で薄墨の佗び書付。筒には虫喰があり、窠穴... 2024.12.01 茶杓茶道美術鑑賞辞典
茶杓 細川三斎造茶杓 ほそかわさいさん 一尾一庵追筒 細川三斎造茶杓品位が高く、白さび竹の節下にしみに続いてそげがあり、唯一の見所となっている。撓めはゆるやかだが節は高い。雉股仕上げ。筒は真削りの筒にメ印は彫込み、「三斎作 一庵」と一尾一庵の書付は墨色が美しい。利休敬慕した三斎は、己れの駕籠を... 2024.12.01 茶杓茶道美術鑑賞辞典
茶杓 細川三斎造茶杓 ほそかわさんさい 共筒 細川三斎造茶杓白さび竹の節上側面と節下に煤竹斑のある美竹を用い、櫂先の長い三斎形で、逆樋の芽痕を景色にして厚めに、裏は総体雉股削りに仕上げ、切止は一刀切下しである。筒は四方面取りで、四方に皮を残した草筒に「三斎」の署名がある。無銘であるのは... 2024.12.01 茶杓茶道美術鑑賞辞典