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茶道

古筆切

名家家集切 めいかかしゅうぎれ

名家家集切伝紀貫之筆。重文。『深養父集』断簡。深養父・元方・是則・興風・兼輔・公忠の歌集の断簡が知られ、『兼輔集』は『堤中納言集』として、もとの胡蝶装の冊子本が巻子本に改装され秩父宮家に秘蔵されている。この断簡は『深養父集』秋部の題目を含む...
古筆切

豆色紙 まめじきし

豆色紙伝後京極良経筆。『拾遺集』巻十二断簡(手鑑 『碧玉』)。小形の色紙であるところから「豆色紙」の名で知られ、一葉に一首で詞書や作者名は記されていない。現在の料紙はみな墨流で、多少の大小があり、もとは冊子本であったものを切りとったと考えら...
古筆切

桝色紙 ますじきし

桝色紙伝藤原行成筆。『深養父集』断簡(手鑑『碧玉』)。平安の三色紙中最も優婉な女性的筆致で書写された色紙である。元来冊子本とはいえ、実に整った表現の中に見事な空間構成がうかがえる。「あききりの」色紙の散らし書にみる構成形式をさらに徹底したの...
古筆切

桝色紙 ますじきし

桝色紙伝藤原行成筆。『深養父集』断簡。「継色紙」「寸松庵色紙」と並んで平安の三色紙と呼ばれ古来珍 重さ:れてきた。鳥の子の白紙の料紙で、もと糸綴の冊子本であったと思われ、『深養父集』(『貫之集』『千里集』をも含む) 四十余首の遺存が知られる...
古筆切

本阿弥切 ほんあみぞれ

本阿弥切伝小野道風筆。『古今集』巻十八断簡。白の唐紙の料紙に小さな字粒で丁寧に一字一字書き記された 『巻子本古今集』の断簡である。巻十と巻十一後半四十三首を合わせた一巻と、巻十四の途中と巻尾とで十九首を欠いた零巻の二巻を、本阿弥光悦(155...
古筆切

郭公切 ほととぎすぎれ

郭公切伝西行筆。『右大臣家百首』断簡(手鑑 『碧玉』)。百首歌は右大臣藤原兼実(1149~1207)が治承二年(1178)三月二十日から六月二十九日までに、藤原実定・季経・源頼政などに二十題各五首を詠ましめたもので、国宝手鑑『見ぬ世の友』の...
古筆切

法輪寺切 ほうりんじぎれ

法輪寺切伝藤原行成筆。『和漢朗詠集』下巻断簡。『和漢朗詠集』下巻のみが遺存し、断簡も数が少ない。料紙は天地の長い薄い藍紙に羅文の飛雲が散らされ、全面に細かい雲母が撒かれている。飛雲の技法は他に類例をみず、一段と大きくこの切の特徴とされている...
古筆切

蓬萊切 ほうらいぎれ

蓬萊切伝藤原行成筆。『拾遺抄』巻五断簡。打曇紙二枚を継いだ巻子本で『後撰集』巻二十から一首、『拾遺抄』巻五から四首、いずれも賀歌を抜き書している。三首は仮名書で、他の二首は漢字の草書体を仮名として用いた草の仮名で書かれている。「高野切」第三...
古筆切

日野切 ひのぎれ

日野切伝藤原俊成筆。『千載集』巻十五断簡(国宝手鑑『藻塩草』)。もと日野家に伝えられたので「日野切」と称しているが、遺存するのは下巻のみで上巻は失われた。胡蝶装の冊子本で、巻十七の巻末に烏丸光広(1579~1638)が「右撰者(俊成)之自筆...
古筆切

針切 はりぎれ

針切伝藤原行成筆。『源重之の子の僧の集』断簡(手鑑『谷水帖』)。『源重之の子の僧の集』 末尾に「こなたはしげゆきがこのそうのしふなり、仁与」とあり、この仁与なる人物が筆者と考えられる。この歌集はもと四ツ半の胡蝶綴で雁皮質の料紙を用い、一面十...