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茶道具

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香久山 かぐやま

荒磯 あらいそ香久山 かぐやま黒楽茶碗。ノンコウ作。名物。加賀ノンコウ七種の内。銘は黒釉の中に白釉が点在するので、「白妙の衣ほすてふ天の香久山」の歌に因んだものといわれる。鉄鉢形の異色な姿で、素地は薄く、口造りは山道になり、形も湯洒であって...
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かき餅 かきもち

名物。楽焼茶碗、宗全作。銘は茶碗の景色から原叟が名付けたものです。手握ねの桶形の茶碗で、腰から高台縁にかけて幅三センチ長さ六センチばかりの黄釉が、かき餅に醤油を付けたような景色を呈しています。京都山中家旧蔵、のち大阪竹田伴兵衛を経て早川家に...
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開窯 かいよう

窯出し。『陶冶図説』および『景徳鎮陶録』などによりますと、中国清代の景徳鎮では甕器は窯詰から4日目の朝に窯出しを行なうが、窯中の甕匝はなお紫紅色を帯びて近付くことが困難ですので、開窯工は布を十数枚重ねて手袋をつくり、これを冷水に浸して手には...
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偕楽園焼 かいらくえんやき

紀伊藩主十代徳川治宝の西浜御殿の偕楽園における御庭焼。製作期間は1827年(文政一〇)頃嘉永五 から治宝の逝去する1852年頃に至る間であります。その窯に招聘された陶工は、1827年あるいは1833年(天保四)に来て1841年(同こI)まで...
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火焔型土器 かえんがたどき

中部・関東地方における中期縄文式土器は、躍動的な隆起線文の発達によって経文式土器の一つの頂点を極めており、世界の石器時代土器の中でも優品に属しています。火焔型土器の名で親しまれている土器(中期中頃の馬高式)はその一つの典型であって、新潟県長...
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鏡 かがみ

茶碗の見込みのまるく凹んで落ちたのを鏡または鏡落ちといいます。熊川茶碗にはおおむね鏡があって、これのないのを鏡忘れなどといいます。堅手その他のいわゆる高麗物には鏡のあるものが多いようです。また琥縮の上面の円盤をも鏡といいます。中国・朝鮮など...
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鏡河 かがみがわ

中興名物。金華山茶入、真如堂手。銘は『夫木集』神祇伯顕中の大治三年(一回一八)8月広田社歌合月述懐の歌「鏡河かけ見る月に底澄みて沈むみくつのはつかしきかな」によります。真如堂手中光沢一段と麗しく、本歌とほとんど異なるところのない茶入でありま...
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掻落手 かきおとしで

文様を筆で描かずに、まず素地一面に絵の具または釉あるいは化粧土を塗り、その後文様またはその同地を掻き落として焼き上げたものをいいます。簡素で雄健で愛すべきものがあります。中国の磁州窯の掻落手は、まず地土に白化粧を施しその上に鉄彩を塗抹し、そ...
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小鹿田窯 おんだがま

豊後国日田郡大鶴村小鹿田皿山(大分県日田市)に八室の一窯があり、九戸の家の人々が二組交代で月に一度ずつ焼き続け、製品は日田(日田市)に運ばれ日田ものと呼ばれて北九州に売られた。1744年(延享元)筑前国(福岡県)朝倉郡東峰村から手法を伝え、...
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躍り箆 おどりべら

轆轤に器物を据えて削りを入れる場合、箆の当たる角度が大きくなりますと、箆は轆轤の回転に撥ね上げられて肌に手斧をかけたような削り目が付くことがあります。これを蹟り箆または飛びがんなといいます。もちろん初めは偶然に生まれた現象でしょうが、のちに...