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原色陶器大辞典

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彩陶 さいとう

素焼の土器で表面に赤や黒の彩色で文様を描いたものは、新石器時代にイラン西部からイラク北東さらにエジプトで始まり、青銅器時代にかけて地中海から黒海沿岸・イランにかけて盛行しすぐれたものがみられるが、周辺地域では紀元前後まで、新大陸ではさらに降...
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献上唐津 けんじょうからつ

肥前唐津城主より徳川将軍家に献上した唐津焼の茶碗。唐津城主詩寺沢志摩の守広高が、寛永年間(1624~44))椎(しい)の峰の工人に命じてつくらせたのにはじまり、歴代の唐津城主が献上しました。中でも安政年間(1854~60)小笹原候により献上...
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磁州窯 じしゅうよう

河北省磁県を中心とした北中国最大の窯場であります。この地では早く隋代に隋青磁と呼ばれる青磁産したから歴史は古いが、一般に磁州窯磁として知られています製品が盛んに焼かれるようになったのは唐末以来で、盛期は北・南宋から元(金)にかけてであります...
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建水 けんすい

茶碗を清めた湯や水を入れるもので「こぼし」ともいいます。唐銅、砂張(さはり)、,陶磁器、木地物などがあります。茶器の一種。水とぼし。初めは木工品が用いられたが、次いで金属、陶磁器が用いられるようになった。諸茶書に水倒・水・水翻・水下・零など...
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七宝 しっぽう

金属で作られた器物の表面に凹部を作り、そこに鉱物質の色剤を入れ、熱して溶着させたもの。色と色との間を針金で区切って模様を表す有線七宝といわれるものが一般的ですが、その他にも金属線を省いた無線七宝、透明な色剤を用いた透胎七宝などの種類がありま...
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建窯 けんよう

中国・福建省建陽県にあった窯。唐時代より青磁を、また宋時代から元時代には、黒釉の掛かった建盞と呼ばれる天目茶碗を産しました。天目に用いられる黒釉は鉄分を多く含むために窯変が起こり、禾目天目・油滴天目・曜変天目がうまれました。明代に入ると牙白...
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志野織部 しのおりべ

志野と同じ技法で大窯で焼かれたもので、火色は出ず、鉄絵の部分も黒みの強いものが多く見られます。次世代の連房式登窯(れんぼうしきのぼりがま)の作品にも同種のものがあって、大窯作品との区別は難しいですが、大窯のものは志野、連房式登窯のものは志野...
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古赤絵 こあかえ

字句に従うと古い赤絵すなわち初期の赤絵というように思えるが、もとは古渡りの赤絵という意味で、その後入ってきた清朝初期の南京赤絵などと区別していったわけである。時期はほぼ明の成化(1465~87)頃から嘉靖・万暦(1522~1619)ぐらいに...
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蛇蝎唐津 じゃかつからつ

唐津焼の一種に蛇蝎手の唐津というものがあります。絵唐津の古いものとほぽ同時代とみるべきものであるようで、蛇蝎釉の掛かった作振りは非常に無道のものであります。これより時代がやや降って寛永(1624-44)頃と思われるものに蛇蝎唐津というものが...
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小井戸 こいど

井戸茶碗の一種。大井戸に比べて、小ぶりなものを指します。大きさは以外は、ほとんど同質。「老僧」「六地蔵」などが、代表的なものです。「古井戸」とも書きます。