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茶道美術鑑賞辞典

茶道具

菊桐蒔絵及台子 きくきりまきえきゅうだいす

菊桐蒔絵及台子及台子は及第台子の略称で、弓台子とも書く。中国宋朝の進士の科挙(官吏登用試験)に合格したものが通る及第門の形を模してこの台子をつくったとも、進士に及第した証書を置く台であるともいうが、書院の茶の湯に使用されてきた。客柱と勝手柱...
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真台子 しんだいす

真台子棚物の嚆矢であり、点茶の規矩作法の根元をなすもので、書院・広間に用きんざんきどうちいられ、風炉釜以下皆具一式を飾り付ける。元来、中国禅院で使用されていた天板と地板からなる棚であったが、径山寺の虚堂智愚に法を嗣いだ南浦紹明が、文永四年(...
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仁清色絵菊文茶器 にんせいいろえきくもんちゃき

仁清色絵菊文茶器元来は香道具一式を入れた蒔絵の箱に二個一組の聞香炉として納められていたもので、現在では一個ずつ分蔵され、火舎をとって象牙の蓋を付け、茶器として使用されている。いかにも仁清の意匠らしく優美な菊の花が赤と紫で全面に撒かれ、葉を緑...
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祥瑞阿古陀形茶器 しょんずいあこだがたちゃき

祥瑞阿古陀形茶器祥瑞には最初から茶器としてつくられたものがあり、「鳥摘共蓋茶器」が最も著名であるが、この阿古陀形の茶器も美しい。元来が茶器として生まれたものかどうかは判然としないが、凸部に描かれている山水文・幾何学文・草花文などそのいずれも...
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南京赤絵手桶形茶器 なんきんあかえておけがたちゃき

南京赤絵手桶形茶器中国清代初期に景徳鎮の民窯で輸出用につくられたいわゆる南京赤絵は、その瀟洒な感覚をかわれて種々の容器が茶道具としてとり上げられた。中でもこの手桶形の向付五客はもと大阪鴻池家に伝来したもので、今日では諸家に分蔵され、割蓋を付...
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青磁酒会壺形茶器 ほおずきせいじしゅかいつぼがたちゃき

青磁酒会壺形茶器酒会壺は元来酒を入れる器であるが、その大きさにより種々の目的に用い「しのぎられている。大きなものは水屋壺・水指などに、小さいものは火舎を付け香炉や替茶器に使用される。これは、七官青磁の中でもその姿から明代にまでさかのぼりうる...
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鳳凰唐草青貝天目台 ほうおうからくさあおがいてんもくだい

鳳凰唐草青貝天目台岡山美術館所蔵「油滴天目茶碗」に付属する青貝の天目台である。中国明代の製作になる渡来品で、その豪華な青貝装飾は群を抜いている。酸漿部分には口縁に七宝文をつなぎ、胴部に繊細な唐草文を現わし、外縁には鳳風と雲文が右回りに現わさ...
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菊牡丹紅花緑葉菊花天目台 きくぼたんこうかりょくようきっかてんもくだい

菊牡丹紅花緑葉菊花天目台大柄な牡丹とやや小形の菊花を散らし、余白の全面を葉文で埋めた紅花緑葉の天目台である。外輪は輪花形とし、それぞれの先端を玉縁風に彫り出している。花文や葉文の表現は明代万暦頃の様式を示し、明代初期の重厚生気ある紅花緑葉の...
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屈輪堆黒天目台 ぐりついこくてんもくだい

屈輪堆黒天目台唐物堆黒屈輪彫文の天目台である。屈輪は倶利の字をあてることもあり、俗に「ぐりぐり」ともいうが、堆彫には好んで用いられた渦状の蕨手に似曲輪文をいい、明代には堆朱・堆黒・はしか彫などにこの文様がある。この天目台には力強い屈輪文が外...
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尼崎台 あまがさきだい

尼崎台名物。唐物天目台で、黒漆蠟色塗に砂張の覆輪が施され、高台裏に蜈蚣状の朱漆の印があり、印台ともいわれる。『草人木』には、蜈蚣印十個、梅鉢印十三個の計二十三個を尼崎台といい、七台を合わせて数台と称したと伝える。また天王寺屋宗柏(津田宗及の...