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墨蹟

墨蹟

横川如琪 桂枝の歌 わんせんにょきょう しゅじょうのうた

横川如琪 桂枝の歌横川如琪 桂枝の歌重文。南宋末・元初の時期に松源派の雄として活躍した横川如琪が、人の請いに応じて書き与えた歌で、彼の墨蹟として現存する唯一のもの。横川が自らの迷悟両忘の境涯を愛用の挂...
墨蹟

霊石如芝 鉄牛の偈 りんしいにょし てつきゅうのげ

霊石如芝 鉄牛の偈霊石如芝 鉄牛の偈重文。一般に芝霊石と呼ばれている元代の名僧霊石如芝が、日本僧鉄牛景印のためにその道号「鉄牛」を頌じて書き与えたもの。時に芝霊石は83歳であったが、その書風にはいささ...
墨蹟

龍巌徳真 無夢の偈 りょうがんとくん むむのげ

龍巌徳真 無夢の偈龍巌徳真 無夢の偈重文。元代の著名な禅僧龍巌徳真が、日本僧無夢一清の請に応じて「無「夢」の道号を頌じたもの。冒頭にまずこの偈をつくった所以を二行に記し、次に七言絶句の一偈を書いている...
国宝

了庵清欲 送別の偈 りょうあんせいよく そうべつのげ

了庵清欲 送別の偈了庵清欲 送別の偈国宝。元代の後半期に活躍し 「東南の大法幢」と称された了庵清欲が、日本僧的蔵主の求めに応じて書き与えた送別の偈。「大乗仏教の玄旨、達磨禅の真髄なるものは、日常の行動...
国宝

蘭溪道隆 法語 らんけいどうりゅう ほうご

蘭溪道隆 法語蘭溪道隆 法語国宝。建長寺開山蘭溪道隆が、一山の徒に対して本格的な禅僧の心構えを訓諭したもので、一山の徒の怠惰を戒め綱紀粛正するために示した「規則」の幅と双幅をなし、相まって彼の厳しい禅...
墨蹟

物初大観 黄山谷草書の跋 もっしょたいかん こうさんこくそうしょのばつ

物初大観 黄山谷草書の跋物初大観 黄山谷草書の跋重文。南宋末に大慧の法系に出た物初大観が、黄山谷筆の杜甫の詩が石碑に彫られた際に、それに付した跋語の原文である。格別、禅の宗旨を含んではいないが、物初の...
墨蹟

滅翁文礼 春遊の詩 めっとうもらい しゅんゆうのうた

滅翁文礼 春遊の詩滅翁文礼 春遊の詩重文。密庵成傑の法孫で易学にも精通し、学者・文化人とも親交のあった滅翁文礼が、その春遊の詩、七言八句を書いたもので、珍貴な一軸である。詩の内容は直接禅とは関係なく純...
墨蹟

無爾可宣 送別の偈 むにかせん そうべつのげ

無爾可宣 送別の偈無爾可宣 送別の偈重文。虚堂門下の僧無爾可宣が、日本僧明知客の帰国に際して贈った送別の偈。無爾の墨蹟で今日まで所在のはっきりしているのはこの一幅だけで、その意味でも貴重なもの。無爾が...
墨蹟

夢窓疎石 閑居の偈 むそうそせき かんきょのげ

夢窓疎石 閑居の偈夢窓疎石 閑居の偈夢窓疎石が建武元年(1334)60歳のとき、往年の自作の偈を書いて弟子の玉泉周皓に与えたもの。夢窓は、北条貞時の妻覚海夫人が彼を那須かずさぎゅうこう雲巌寺に住させよ...
墨蹟

無学祖元 上堂の偈 むがくそげん じょうどうのげ

無学祖元 上堂の偈無学祖元 上堂の偈重文。円覚寺の開山無学祖元が、上野国世良田の長楽寺住持一翁院豪に嗣法の書を与え、これを公示するために上堂したときの偈。禅宗においては、禅の真髄いわゆる仏心印を師匠か...