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墨蹟

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寂室元光 付衣の偈 じゃくしつげんこう ふえのげ

寂室元光 付衣の偈寂室元光 付衣の偈重文。近江山上の永源寺の開山寂室元光が、遷化の前年の十二月、弟子の弥永釈に伝法のしるしとして法衣を付与したときに書き与えたであみだねんろうる。二偈からなり、第一の偈...
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疾藜正曇 法語 しつりしょうどん ほうご

疾藜正曇 法語疾藜正曇 法語臨済宗松源派の傑僧疾藜正曇が、宗善上人という人物の求めに応じて書き与えた法語。四段からなっており、第一段は「始めて少分の相応有り」までで、真の禅者の自受用三昧の境涯を説いて...
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石溪心月 法語 しっけいしんがつ ほうご

石溪心月 法語石溪心月 法語重文。臨済宗松源派に属し、南宋末の禅界に活躍した石溪心月が、その会下に参じた日本僧無象 静照に書き与えた法語である。石溪が無象に、名高い趙州の「放下着」の一則を示し、その真...
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即休契了 餞送の偈 しっきゅうかいりょう せんそうのげ

即休契了 餞送の偈即休契了 餞送の偈重文。元の即休契了が、日本僧愚中 周及の帰国に際して彼に書き与えた餞送の。しかしその内容からみると、印可証明のというべきものであ「昏耄に代る」とは、もうろくした自分...
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竺田悟心 送別の偈 じくでんごしん そうべつのげ

竺田悟心 送別の偈竺田悟心 送別の偈重文。元代の名僧の一人、竺田悟心が、日本僧徳蔵主の請いに応じて書き与えた送別の偈。四言四句・七言四句・五言二句・六言二句・七言二句かなるという特殊な詩形をとっており...
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竺仙梵僊 偈頌 じくせんぼんせん げじゅ

竺仙梵僊 偈頌竺仙梵僊 偈頌重文。鎌倉末期に元から渡来し、日本における禅風の振興に大きな貢献をした竺仙梵が、明叟斉哲が真如寺の住持に就任するのを祝賀し、安国寺住持無徳至孝の韻に次いでつくった偈頌である...
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参寥道潜 書翰 さんりょうどうせん しょかん

参寥道潜 書翰参寥道潜 書翰重文。北宋末に雲門宗の法系に出て、詩文でも有名であった参寥道潜が、その道友淑通教授に送った書翰で、現存墨蹟中、最古のものの一つである。その書風はまことに枯淡で、しかもそのう...
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兀庵普寧 東巌慧安宛書翰 ごったんふねいとうがんえあんあてしょかん

兀庵普寧 東巌慧安宛書翰兀庵普寧 東巌慧安宛書翰重文。文応元年(1260)に来朝し北条時頼の帰依を受けて建長寺に住したが、文永二年(1265)飄然と宋に帰った兀庵普寧が、その三年後の歳末に、日本におけ...
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高峰顕日 高雄山に遊ぶの詩 こうぼうけんにち たかおさんにあそぶのし

高峰顕日 高雄山に遊ぶの詩高峰顕日 高雄山に遊ぶの詩重文。無学祖元の法を嗣ぎ那須の雲巌寺を開創した高峰顕日が、紅葉の名所として知られる高雄山の神護寺を訪れ、その美しい自然に感じてつくっ詩を、神護寺の子...
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元叟行端 偈頌 げんそうぎょうたん げじゅ

元叟行端 偈頌元叟行端 偈頌元代禅界一方の雄、元叟行端が曇幽という禅僧に与えた。「お主は悟りを開こう仏性を把得しようと骨を折っているが、お主の骨折り方は間違っている。仏性すなわち仏をどこか日常生活と違...