古筆切 小倉色紙 おぐらじきし 小倉色紙伝藤原定家筆。『百人一首』。藤原定家(1162~1241)が小倉山の山荘の障子に押していた色紙と伝え、「小倉山荘色紙」の名もある。宗祇(1421~1502)は伊勢の国司北畠氏から「小倉色紙」百枚を押した屏風一双のうち半双を贈られたと... 2024.12.09 古筆切茶道美術鑑賞辞典
古筆切 大聖武 おおじょうむ 大聖武伝聖武天皇筆。『賢愚経』断簡(手鑑『碧玉』)。これは『賢愚経』無悩指鬢だび縁品第五十七の巻頭部分で、料紙は荼毘紙(実際には香紙)と称する胡粉地の唐紙が用いられている。「大和切」とも呼ばれ、天平時代の写経生によ大字(一行十三字)の写経で... 2024.12.09 古筆切茶道美術鑑賞辞典
古筆切 大色紙 おおじきし 大色紙伝藤原公任筆。『拾遺集』巻二断簡。現存の十数葉は『万葉集』『古今集』『拾遺集』などから抜き出し、自由に散らし書にした調度風の優美な巻子本であったが、現在は色紙形に裁断されている。一首の書かれた大きさにより「大色紙」「中色紙」「小色紙」... 2024.12.09 古筆切茶道美術鑑賞辞典
古筆切 絵因果経 えいんがきょう 絵因果経伝聖武天皇または伝空海筆。国宝。『過去現在因果経』東京芸術大学本)。巻子本の上半分に絵を、下半分に経文を書写したもので、四巻からなるが上下二巻ずつに分けているからもとは八巻であった。巻二は京都上品蓮台寺巻三上が醍醐寺報恩院 巻四上が... 2024.12.09 古筆切国宝茶道美術鑑賞辞典
古筆切 詠草切 えいそうぎれ 詠草切藤原定家筆。中興名物。題庭雪断簡。定家(1162~1241)は平安末期の脆弱な用筆に、漢字の基根となる骨法を注入して、再びその原初の姿に立ち返らせようと努力したのである。本書は詠草で卒意の書ではあるが、その筆勢はおおらかで充実している... 2024.12.09 古筆切茶道美術鑑賞辞典
古筆切 伊予切 いよぎれ 伊予切伝藤原行成筆。『和漢朗詠集』上巻断簡(第一種)。伊予国西条の松平家蔵の『和漢朗詠集』断簡で、大正十三年に分割された際に命名。もとは粘葉装の冊子本であったものを襲綴の上下二冊に改装し、料紙は表にだけ飛雲を漉き込み、雲母を撒いた鳥の子紙を... 2024.12.09 古筆切茶道美術鑑賞辞典
古筆切 一品経懐紙 いっぽんきょうかいし 一品経懐紙西行筆。国宝。一品経二首和歌。平安朝の法華経信仰に『法華経』二十八品を一巻ずつ書写した一品経が広く行なわれ、この和歌懐紙もまた各品を詠題とし、述懐と題した一首を合わせて二首懐紙としている。西行(1118~190)真筆の仮名遺品は他... 2024.12.09 古筆切国宝茶道美術鑑賞辞典
古筆切 厳島切 いつくしまぎれ 厳島切池大納言平頼盛筆。『無量義経』断簡(国宝 『大手鑑』)。平頼盛(1132~86)は忠盛の子、清盛の異母弟で、正二位権大納言になった。安芸国厳島神社に奉納されたいわゆる『平家納経』『観普賢経』などとともに伝えられた『紺紙金泥経』の断簡で... 2024.12.09 古筆切茶道美術鑑賞辞典
古筆切 石山切 いしやまぎれ 石山切藤原定信筆。『西本願寺本三十六人集』の『貫之集下』断簡。『西本願寺本三十六人集』は天文十八年、後奈良天皇から本願寺証如上人光教に下賜されたが、当時、本願寺は石山(現在大阪城)にあり石山本願寺と称した。昭和四年、大谷尊由師が『貫之集下』... 2024.12.09 古筆切茶道美術鑑賞辞典
古筆切 石山切 いしやまぎれ 石山切伝藤原公任筆。『西本願寺本三十六人集』の『伊勢集』断簡。『貫之集』は書においてすぐれ、『伊勢集』は料紙が美しいので名高い。中でも重ね継ぎは「石山切」中の最高の装飾技法である。唐紙・紙屋紙・蠟箋・染紙などを駆使し、切り継ぎ・破り継ぎ・重... 2024.12.09 古筆切茶道美術鑑賞辞典