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茶陶

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穴窯 あながま

古窯の一形式。古く朝鮮風を伝えたものらしく、上代の無釉のすえもの期には大体穴窯が用いられ青黒い還元焼成でありましたが、後代の伊部や常滑あたりに残っているものは多少施釉製に進み酸化焼成に傾いましました。普通の穴窯は斜面を掘り天井だけを構築した...
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飛鳥川 あすかがわ

中興名物。金華山茶入、飛鳥川手本歌。小堀遠州がかつて堺で見た時は茶入もまだ新しく見えましたが、その後伏見で見たところ半ば過ぎゆく程にも古く見えましたので、『古今集』の歌の「昨日といひけふと暮らして飛鳥川流れて早き月日なりけり」によって飛鳥川...
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アステカ土器 アステカどき

普通アステカ土器といわれるのは、トルテカ(850-1250)の時代の都市遺跡ツよフなどから得られるものであります。ツーラはメキシコシティーの北八〇キロぐらいの位置にあります。黄またはオレンジ色の土器で、磨いてないかよく焼かれ、低い三足器もあ...
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朝日焼 あさひやき

朝日焼 あさひやき京都府宇治市朝日山の陶器。遠州七窯の一つ。慶長年間(1596-1615)奥村次郎右衛門(あるいは藤作)が築窯したのが起こりといわれ、主に遠州好みの茶器を焼きましたが、慶安(1648-52)頃から一時絶えました。この時代の作...
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浅野肩衝 あさのかたつき

中興名物。古瀬戸肩衝茶入。もと浅野某の所有でありましたが、のち稲葉正則が得て小堀遠州に銘を求めました。遠州はもとの所有者の姓に因み『新葉集』恋二、入道前右大臣の歌「いかにせむしのぶとすれどねにたてて浅野の雄子かくれなき身を」によって命名した...
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朝倉山桝 あさくらさんしょう

丹波(兵庫県)名産の朝倉山根を入れ、胴の上部に朝倉山桝と印した六角または肩衝の壺。江戸時代初期から丹波焼の小野原窯で焼かれたもので、江戸時代中期に立杭に移窯する以前の作と推定されます。釉は黒・飴など、土はざんぐりして信楽に似た石はぜがありま...
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秋の夜 あきのよ

秋の夜 あきのよ中興名物。高取焼茶入。『伊勢物語』の歌「秋の夜の千夜を一夜になずらへて八千代し寝ばや飽く時のあらむ」の意味をとり、尽きることのない妙味を讃えた銘であります。相対する遠山形の双耳の一方から黒ずんだ釉がなだれ掛かり、そのかたわら...
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赤玉手 あかだまで

赤玉手香合呉須赤絵のうち、白磁の素地に赤の網目などの簡単な幾何学模様や、赤と緑との草体の花模様があり、その中に美しい日の丸様の赤丸を描いたものです。器は香合・皿・鉢など各種ありますが、中でも香合は江戸時代中期以後茶道で特に賞翫され、中には一...
原色陶器大辞典

茜屋茄子 あかねやなすび

茜屋茄子大名物。唐物茄子茶入。堺の茜屋吉松が所有していたところからこの名があります。全体が無疵で普通の茄子茶入より非常に大振りであります。見たところ円満豊麗の感があると評されています。釉は栗色で光沢があり、胴に一線の筋があります。茜屋吉松の...
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上野焼 あがのやき

上野焼 色替耳付水指福岡県田川郡赤池町上野の陶器。遠州七窯の一つ。陶祖尊楷(上野喜蔵)は文禄・慶長の役(1592-8)に帰化した朝鮮陶工で、1602年(慶長七)細川忠興(三斎)が丹後国田辺(京都府舞鶴市)から豊前国小倉(福岡県北九州市小倉区...