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土押し つちおし

瀬戸地方で成形前に坏土を握練することをいいます。最初に塊を揉み砕くのを大押しといい、次に適当な大きさに揉み練るのを巻押しといい、最後に気泡全部を追い出すための操作を握押しといいます。ただし以上三段の操作を経るのは磁器の場合だけで、陶器の場合...
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津田宗及 つだそうきゅう

茶人、堺の人商人天王寺屋津田宗達の長子。生年月日は不明。通称助五郎、大徳寺の大林和尚から天信の道号を授けられ、また更幽斎と号しました。なお受世法眼と称したともいわれます。堺会合衆の職を継ぎ早くから織田信長に近づき、1568年(永禄一一)信長...
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鼓村窯 つずみむらがま

筑前国上座郡鼓村(福岡県朝倉郡東峰村小石原鼓)の古窯。1667年(寛文七)穂波郡白旗山(飯塚市)にあった高取焼がこの地に移って開窯しましたが、のちさらに早良郡田島村(福岡市田島)に移つた。『観古図説』『府県陶器沿革陶工伝統誌』
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二十原焼 つずはらやき

美濃国可児郡池田村二十原(廿原とも書き、現在岐阜県多治見市廿原町)の産。この地で1891年(明治二四)に千倉という陶磁器用強粉が発見されましたが、1900年(同三三)に至ってさらに新しい陶土が発見され、同年から土岐郡下石村(土岐市下石町)の...
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対馬焼 つしまやき

対馬の陶磁器。一般には朝鮮釜山窯の製品をも含めて対馬焼と称しているようで、『陶器考付録』対馬の条にも、実際は釜山窯の陶工である茂三・玄悦・小道二・小道三・弥平太・太平・徳本の名を挙げ、朝鮮の風を写す遠州時代の作人上手七人などとしている(「釜...
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津島乾山 つしまけんざん

名古屋伊勢山町(中区)の陶器。万延(1860-61)頃津島某の製作で、乾山の銘があるので津島乾山と称します。(『日本陶磁器と其国民性』)
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釣舟肩衝 つりふねかたつき

中興名物。古瀬戸肩衝茶入。銘は『古今集』小野篁「和田の原八十島かけてこぎいでぬと人にはつげよ蜃の釣舟」の歌に因んだものです。時代は古く、釉質は上手で、形がむっくりとして極めて上品な茶入であります。もと藤堂高次の臣八十島勘兵衛所持、小堀遠州が...
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筒井肩衝 つついかたつき

大名物。古瀬戸肩衝茶入。筒井順慶所持。肩がやや撫で、黒釉中に柿金気色がむらむらと現れて温厚・柔和・上品な茶入であります。順慶ののち徳川家康に伝わり、尾張藩祖義直がこれを受領し以来同家に伝来。現在徳川黎明会蔵。(『玩貨名物記』『古名物記』『名...
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土田丸壺 つちだまるつぼ

大名物。唐物丸壺茶入。原所持者は土田氏というがどのような人か詳かでないようです。総体黒飴および薄紫の中に柿色がむらむらと現れ、裾近くまでなだれた置形の露先に青瑠璃色があるようで、景色が多く底が小さいため形状はすこぶる優美であります。土田氏の...
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対馬伊羅保 つしまいらぼ

名物。伊羅保茶碗、対馬窯。江戸冬木喜平次所持。1778年(安永七)松平不昧に入り以来雲州家に伝来。(『大正名器鑑』)