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原色陶器大辞典

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春慶口瓢箪 しゅんけいくちひょうたん

古瀬戸春慶茶入。中興名物。口造りが瓢箪の上膨のごとくみえて、全体があたかも瓢箪のようにみえるところから口瓢箪といいます。小堀遠州の所持で、のちに神尾備前守元勝・土屋相模守政直を経て、郡山侯柳沢吉里に伝わり、寛政の頃江戸の道具商墨屋助三郎から...
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山本神右衛門 やまもとしんえもん

肥前国(佐賀県)鍋島藩士。初め大木役所横目(林務の監察役)であったが、当時有田磁器は製造家大膨張のため山林乱伐となり早晩焼造不能となる恐れがあったので、神右衛門は藩命で1637年(寛永一四)三月十五日限り特別関係を除いた日本人八百二十六人(...
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割高台 わりこうだい

大名物。朝鮮茶碗、古高麗、割高台。もと豊臣秀吉所持、近江水口城主長東大蔵大輔正家がこれを拝領し、次いで関が原の役に正家を攻略した池田備中守長吉が家康から改めてこれを拝領し代々相伝、のち幕府に献上。酒井雅楽頭がこれを拝領し、文化(1804~1...
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割高台 わりこうだい

大名物。朝鮮茶碗、割高台。もと土井大炊頭利勝所持。土井家と幕府とを往復し徳川家に相伝した。割高台茶碗は昔から大名家に不可欠の道具であったが、本来は筆洗を茶碗に代用したものであるから比較的品位に乏しいものである。しかしこの茶碗は割高台の中でも...
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割高台 わりこうだい

割高台 わりこうだい大名物。朝鮮茶碗、割高台。もと土岐山城守所持、明治初年若狭酒井家がこれを購求し、1923年(大正一二)酒井家入札では五万一千九百十円の高値を示した。かつて土岐家にあった時、松平不ろくろ味から米一万俵と交換してほしいと申し...
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割高台 わりこうだい

広義には高台の高さをなす部分を一ヵ所から三、四ヵ所欠き割ったものをいう。朝鮮茶碗だけでなく萩・八代・薩摩などにもみられ、後世の倣作も少なくない。狭義には古くわが国に渡来した朝鮮茶碗の一類を指す。その高台の割り方によってさらに分けられ割高台・...
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忘水 わすれみず

中興名物。破風窯茶入。市場手。歌銘・引歌は皆の手の忘水に同じ。総体は黒ずんだ金気釉で、口縁は丸く、甑に黒釉を巡らし、置形は黒釉が肩先の双方から落ち合って一筋となり底際に至って止まる。胴体に上下二本の沈筋を巡らし、裾以下白茶土を見せ、本糸切で...
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忘水 わすれず

忘水 わすれみず中興名物。破風窯茶入、皆の川手。旧名白浪。忘水の銘は阿部豊後守正武の撰、引歌は『風雅集』の「人もみなむすぶ身なれど忘水我のみあかぬ心地こそすれ」。撫で肩で底がすぼみ、総体はざら目地の渋紙色で、置形は口縁から裾に至るまで粉が吹...
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Gottfried Wagener ワグネル

Gottfried Wagenerゴットフリート・ワグネル。ドイツ人。明治年代におけるわが国化学工業・美術工芸の大指導者。1830年五月ドイツのハノーバーに生まれ、ゲッチンゲン大学で化学を専修し、卒業後ドクトルの学位を受けた。1870年(明...
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和館窯 わかんよう

朝鮮釜山窯の別称。※ふざんよう朝鮮語で瓦器のこと。朝鮮で出土した古い瓦器類のすべては、高句麗・百済・新羅の三国鼎立時代より新羅の統一時代を経て高麗時代にかけてのものが多く、素焼の灰色または赤色を帯びたものを主とするが、まれにその瓦胎に黄・緑...