繪画 高士観月図 こうしかんげつず 高士観月図伝馬遠筆。重文。馬遠の山水は、広い景観を写さず、本図のような自然の一辺一角を画くところから「馬一角」と称されている。筆致構成は整い、放射状に垂下する老松のもとに月を見上げる高士の姿は、静寂なうちに詩情を伝えている。金泥によってくま... 2024.12.07 繪画茶道美術鑑賞辞典重要文化財
繪画 栗絵 くりのえ 栗絵伝牧谿筆。重文。一枝に四つの栗の実、五枚の葉を画いている。柔軟な水墨の筆致が、硬い栗棘を表現している。『天王寺屋会記』によれば、「柿絵」(595頁上)と対幅として、京都新在家の茶匠曲庵(号養花)が所持していたもので、のち大徳寺龍光院に入... 2024.12.06 繪画茶道美術鑑賞辞典重要文化財
繪画 観瀑図 かんばくず 観瀑図芸阿弥筆、横川景三ほか二僧賛。重文。芸阿弥は能阿弥の子で、足利将軍家の同朋衆の一人として宝物管理の仕事に才能を発揮していた。本図は「学叟真芸50歳」の款記をもつ現存する芸阿弥の唯一確実な作品である。図上には月翁周鏡・蘭坡景・横川景三が... 2024.12.06 繪画茶道美術鑑賞辞典重要文化財
繪画 柿絵 かきのえ 柿絵伝牧谿筆。重文濃淡の水墨による六顆の柿が無造作に並列され、背景はまったくない。描写は決して写実的ではないが、柿らしさというか、柿の精とでもいうべきものを、これほど端的に表出し得た作品もない。万人が一見して柿とわかる本質的なものを、単純明... 2024.12.06 繪画茶道美術鑑賞辞典重要文化財
繪画 踊布袋図 おどりほていのず 踊布袋図梁楷筆、大川普済賛。重文。布袋が、袋と杖をかついで愉快そうに踊っている。筆数は少ないが要所を的確につかんだ描写力は抜群で、指のさきま神経がとどいている。衣文線は淡墨によって一刷きしただけであるが、動的な感じをよく伝えており、自ら「梁... 2024.12.06 繪画茶道美術鑑賞辞典重要文化財
繪画 遠浦帰帆図 えんぽきはんず 遠浦帰帆図玉潤筆。重文。瀟湘八景図の内。東山御物で、相阿弥が室町殿の御りについて記した中に、「八景の八幡玉潤四幅一対の横絵東西の小壁にかかる」とあり、当時すでに四幅一対の八幅として義政の賞玩を得ていたことがわかる。『等伯画説』にも「八幅ノ玉... 2024.12.06 繪画茶道美術鑑賞辞典重要文化財
繪画 遠浦帰帆図 えんぽきはんず 遠浦帰帆図牧谿筆。重文。瀟湘八景図の内。牧谿の筆と伝えられる大軸の 『瀟湘八景図巻』の断簡で、四幅が伝存している。瀟湘八景は、瀟水・湘水の二水が合流して洞庭湖にそそぐあたりの景観を八景にまとめたもので、多くの文人墨客によって詩画されてきたが... 2024.12.06 繪画茶道美術鑑賞辞典重要文化財
茶道美術鑑賞辞典 松梅文霰釜まつうめもんあられがま 松梅文霰釜芦屋釜。重文。真形。口造りは低い繰口で、鐶付は鬼面、綴羽の典型的な芦屋真形釜である。胴周りは全体を霰地とし、四方に方形の窓をつくり、正面と背面には「奉寄進 高野山 宝幢院 西坊公用」「永正丁丑 施主芦屋本 金屋大工宣秀」の銘を鋳出... 2024.11.19 茶道美術鑑賞辞典重要文化財釜
茶道美術鑑賞辞典 浜松図釜はままつずがま 浜松図釜芦屋釜。重文。真形。ロ造りは繰口で、両肩のやや下がった位置に鬼面鐶付を付け、肩に玉縁一筋をめぐらし、胴周りには浜松の図を柔らかい箆使いによって現わす。羽は打ち落とし、尾垂釜に仕立てている。これは長く使用したため底がいたんだので、胴の... 2024.11.19 茶道美術鑑賞辞典重要文化財釜
茶道美術鑑賞辞典 立田釜たつたがま 立田釜芦屋釜。重文。真形。口造りは繰口で、肩に一線をめぐらしている。羽はけ欠き、底は尾垂にしている。銀付は獅子となっているが、当初は鬼面であったのではないかと思われる。胴には鶏の蹴合いをしている闘鶏図と、裏面に樹の図が浮彫風に鋳出されており... 2024.11.18 茶道美術鑑賞辞典重要文化財釜