繪画 李白吟行図 りはくぎんこうず 李白吟行図梁楷筆。重文。酒好きの詩人李太白が、ほろ酔いにそぞろ歩きする姿を画はすばいたもので、梁楷得意の減筆体によって表現している。前面の衣文線は外ぐまによって引かれ、袋状の身体が月光に照らされた詩仙の姿を浮き出させている。梁は南宋寧宗の嘉... 2024.12.08 繪画茶道美術鑑賞辞典重要文化財
繪画 布袋図 ほていず 布袋図狩野正信筆、景徐 周 麟賛。重文。布袋は禅宗祖師像としてしばしば登場多くの画人によって制作されている。本図は、人体表現としてはその均衡が著しく無視され、ほとんど円形にまで変容されている。背景には、室町期水墨画の伝統様式が存続しているが... 2024.12.08 繪画茶道美術鑑賞辞典重要文化財
繪画 平沙落雁図 へいさらくがんず 平沙落雁図牧谿筆。重文。瀟湘八景図の内。雁は晩秋初冬、北方より飛来し早春再び北方に去る。空を渡るときは群行し、果てしない憧憬を感じさせる。昔日蘇武が多年匈奴に捕えられ、望郷の想いを雁に託した故事は、一層の感慨この落の姿に与えた。瀟湘八景に登... 2024.12.08 繪画茶道美術鑑賞辞典重要文化財
繪画 風濤図 ふうとうず 風濤図雪村筆。重文。雪村の代表作の一つ。強風にさらされた樹木と家、波濤に翻弄される船などが小画面の中に躍動し、雪村独特の動的な表現が十分にせつしゅうみな発揮されている。雪村は周継の諱をもち、生涯の大半を関東・東北地方の僻地に送ったが、雪舟に... 2024.12.08 繪画茶道美術鑑賞辞典重要文化財
繪画 風雨山水図 ふううさんすいず 風雨山水図伝夏珪筆。重文。夏珪は馬遠とともに南宋院体山水画を代表する画家とし有名である。日本に現存する夏珪筆と伝えられている作品で、真筆とし指摘しうる確実な作品はない。夏珪画の特徴は、構図はいわゆる「辺角の景」であり、北宋画のもつ広大な自然... 2024.12.08 繪画茶道美術鑑賞辞典重要文化財
繪画 花篭図 はなかごず 花篭図尾形乾山筆。重文。秋草を三つの花篭に入れ、画中に構図する。花の色彩と篭の墨色が対照的であり、乾山画中屈指の名作の一つである。図上方に「花といへば千種ながらにあだならぬ色香にうつる野辺の露かな」の一首を自ら書いている。乾山の文学趣味と、... 2024.12.07 繪画茶道美術鑑賞辞典重要文化財
繪画 瀑布図 ばくふのず 瀑布図玉澗筆。重文。「廬山図」(632~頁下)の断簡。藁筆を用いたような描法で、個性豊かな画境を展開している。筆者に擬せられる玉潤若芬は天台僧であり、本図のごとき奔放な画法は、むしろ禅林所縁画家に求めたいところである。したがって、室町時代に... 2024.12.07 繪画茶道美術鑑賞辞典重要文化財
繪画 洞庭秋月図 どうていしゅうげつず 洞庭秋月図玉潤筆。重文。瀟湘八景図の内。墨痕淋漓という形容にふさわしい撥剰とした筆致である。牧谿画と比べてより逸格的であり、いわゆる機墨の手法による濃淡墨の処理は鮮やかで、月明と大気の織り成す微妙な光線感覚は見事である。茶室では「月の絵」と... 2024.12.07 繪画茶道美術鑑賞辞典重要文化財
繪画 聴松軒図 ちょうしょうけんず 聴松軒図惟肖得巌序。重文。永享五年(1433~3)、柳江侍者のためにその書斎聴松軒に題した惟肖得巌の序文をもつ典型的な書斎軸である。その後長禄二年じくうんとうれん(1458)竺雲等連らが追賛している。主山を中心に大きく配し、景物も画中全体に... 2024.12.07 繪画茶道美術鑑賞辞典重要文化財
繪画 竹雀図 ちくじゃくず 竹雀図かおう伝牧谿筆。重文。「ぬれ雀」の別称をもつ。枯枝に笹葉を配し、二羽の雀が身を寄せているただそれだけの絵であるが、透徹した画境である。没骨描によって濃淡墨を刷き、「吹き墨」と呼ばれる手法を加え、余白を生かすことによって詩情を表現するこ... 2024.12.07 繪画茶道美術鑑賞辞典重要文化財