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横嶽 よこたけ

中興名物。高取焼耳付茶入。その産地の縁で九州の名勝横嶽の名を銘としました。口が広く甑はなく、薄づくりの方で、肩に相対して捻り出しの小耳があるようで、肩は大きく面を取り、胴の上に沈筋一線を巡らせ、以下は次第にすぼまり、腰以下は高く鼠色の土を見...
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楽山焼 らくざんやき

出雲国八束郡西川津村楽山(島根県松江市西川津楽山)の陶器。別称御山焼・権兵衛焼。その名義を論語の「仁者楽山」より「ぎょうざんやき」とする者かおるが現地では「らくざんやき」を通称しています。創始は初代松江藩主松平直政の慶安(1648-52)頃...
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洋彩 ようさい

中国清朝雍正・乾隆(1723-95)の間、西洋の甕器が次第に流入し、それに西洋大郎世寧らが内廷に奉仕したため、この二代の甕器には洋甕の花彩に倣うものがあります。称して洋彩といいます。その画筆は均しく西洋の遠近画法に従い、窓絵の中に西洋の女・...
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横兌 よこべ

俵壺の形をしたやきものです。胴は米俵を横にしたような形でその中央上部に口を付けます。おおむね大形で横の長さが30cm以上であるのが普通。『日本書紀』推古紀に「出雲国神戸郡に瓜あり大さ缶の如し」とある缶はおそらくこの形の窯器であるでしょう。た...
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Lustre ラスター

陶磁器の表面に極めて薄い金属の被膜をつくり、光の干渉により虹彩を生じる絵具をいいます。ラスターはその色により有色ラスターと無色ラスターに分けられます。有色ラスターには鉄・銅・マンガン・コバルト・カドミウムーウラン・金・白金などのラスターかお...
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吉野春慶 よしのしゅんけい

真中古茶入藤四郎春慶の一手。(『本朝陶器孜証』『工芸志料』)
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葭の元窯 よしのもとがま

肥前国東彼杵郡折尾瀬村大字前ノ平(長崎県佐世保市)にあるようで、木原窯系の根源であります。1603年(慶長八)帰化朝鮮大金久永の創始。上等品は少ないですが、その器は胎土は白色砂状質、釉薬は黄色を帯びたひび釉。下等品は皿・茶碗・片口・油壺など...
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吉野山 よしのやま

名物。後窯茶入、茂右衛門作。銘は「春はまつ花かとぞ見る吉野山霞のまより落つる滝津瀬」の歌によります。1886年(明治一九)仙波太郎兵衛より小松宮彰仁親王家に納まりました。(『大正名器鑑』)
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湯桶茶入 ゆとうちゃいれ

唐物茶入ノー手。手桶の形をした茶入であります。古く『君台観左右帳記』にみえます。『茶器弁玉集』には「口造捻常体の唐物よりは少手厚に見ゆるなり、土浅黄色也、糸切荒荒有、下薬濃栗色の艶能薬也、上薬は蛇痢薬也、薬留抑も同前也云々」とあります。
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義村井戸 よしむらいど

名物。朝鮮茶碗、小井戸。もと義村某所持、のち淀城主稲葉家に伝わり、1740年(元文五)勘定奉行近藤重左衛門重玄が勝手向き精勤の功によりこれを拝領し、のち諸所を転々して京都服部七兵衛家に入りました。(『大正名器鑑』)