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裂地

茶道美術鑑賞辞典

占城裂 ちゃんぽぎれ

占城裂明代。名物裂。占城の独立は漢代日南郡象林県からチャム族がユエ(バンサ)に移住したときに始まるが、ベトナムの侵入によって十五世紀後半、首都をビエンチャンに移し、貿易をファンリやファンランの港で行ない、インド・インドネシア・日本間の中継貿...
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茶地牡丹宝尽錦 ちゃじぼたんたからづくしにしき

茶地牡丹宝尽錦清代。名物裂。木綿地の地合いに、縹・紺・白・赤の絹糸で、大牡丹・石畳・卍字繋ぎ・宝尽紋などを豪華に織り出した織留の部分である。色糸は浮織とし、木綿地がむっくりして、重厚な趣のある錦裂といえる。清代初期の織製で、紋様が細かく凝集...
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丹地印金 たんじいんきん

丹地印金元代。名物裂。丹地は赤地の一種で、年代の経過により退色して淡い橙色または朱色に変化しているが、もとは鮮やかな赤色を示していたのであろう。紗の地に作土紋を互の目に配し、その中に三種の花紋を内包している。丹地の印金は特に珍 重さ:れるが...
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段織モール だんおりもうる

段織モール十七世紀。名物裂。萌黄地に赤と縹の縞を真田組織の細縞で挟み、太縞の中に花鳥紋をモール銀糸で織り出している。地の平織部分に餓状のちぢみができて、縞状の部分の間に裂自身の厚さの違いを意識させる。紋様は精巧に織り出され、流動的な唐草紋と...
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段織牡丹唐草蜀耙 だんおりぼたんからくさしょうは

段織牡丹唐草蜀耙清代。名物裂。蜀細は明代万暦年間(1573~1619)に最も発達し、また数多く織られた紋織物で、山形または矢筈の地紋をもつ柔軟な厚手の裂である。織留には特に多彩な色彩を用いて、見事な諧調をつくり出している。しかし次第に紋様は...
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立涌花鳥紋風通 たてわくかちょうもんふうつう

立涌花鳥紋風通十七世紀。名物裂。地合いを白地とし、紋様を褐茶に織り出し、立涌紋で大きく全体の構成を決め、その空間に樹木を四方に立て、中央に花紋を置いて構図をつくり、花鳥を配して整然としたペルシア的意匠を現わしている。立涌紋の要所要所にも花紋...
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竹屋町裂 たけやまちぎれ

竹屋町裂江戸時代。名物裂。元和年間、堺に来た明人から松屋某・銭屋某の両人が織法を伝授され、京都竹屋町で渡来品に劣らぬ和製の金紗を織り出したので、これを竹屋町裂と称している。これは紗地に平金糸を縫い込んで紋様を現わした裂の総称で、紋様・地色は...
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高木金襴 たかぎきんらん

高木金襴明末清初。名物裂。金春金襴の縦縞に金糸で梅鉢紋を織り出したものを高木金襴と呼んで区別している。高木金襴・間道ともにその所伝は不明である。これら一連の糯子地金襴は五枚の糯子地、金糸は半越、地絡みの形式をとり、明末清初頃の織製で、わが国...
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高木間道 たかぎかんとう

高木間道明代。名物裂。高木間道には二種が知られ、一つは幅に差違のある紺縞とほぼ同幅の薄黄茶色の横縞文様に、細い黄茶色の縦縞を交差させた薄手の間道である。今一つは萌黄地に、紺の細縞二本を挟んだ黄茶色の太縞を通し、その片面は萌黄地のまま残し、他...
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尊氏金襴 たかうじきんらん

尊氏金襴明代。名物裂。大徳寺に現存する金襴縫い合わせ打敷の外縁に使用されている裂で、裏面には天文七年(1538)十月に大内義隆によって寄進されたことが記されている。したがって織製は明代嘉靖年間を下らないものである。釣石畳裂が足利尊氏の鎧直垂...