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裂地

茶道美術鑑賞辞典

鳥襷緞子 とりだすきどんす

鳥襷緞子明代。名物裂。濃い萌黄の地合いに網目の襷紋を全面に織り出し、二匹の龍を抱き合わせた丸紋を互の目に配している。その間に宝尽紋をあしらった薄手の緞子で、白極・下妻緞子の系統の裂であるが、紋様に精緻...
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富田金襴 とみたきんらん

富田金襴明代。名物裂。『古今名物類聚』によると、嵯峨金襴と称せられているものに相当する。富田金襴と呼ばれているものは霊芝雲に細かい切込みがあるが、同手のもので、名称は富田左近将監知信(1599)が秀吉...
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戸隠裂 とがくしぎれ

戸隠裂明末清初。名物裂。戸隠裂の名称は伊勢国戸隠権現の戸帳の裂と伝える。戸隠裂が平金糸を使用するのに対して、同種別裂の榎並裂では燃金糸を用いている。金茶と萌黄の小石畳紋を現わし、金糸で兎を、白糸で波紋...
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唐桟 とうざん

唐桟清代。名物裂。唐桟はその産地により縞柄が異なり、南インド産のものを奥縞唐桟留と称し、赤糸入りの縦縞・蛇がたら縞・赤桟崩しなどがある。桟留縞・唐桟留はインド東岸の Sao Thome (Eng. S...
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道元緞子 どうげんどんす

道元緞子明代。名物裂。永平寺の開山道元禅師(1200~53)が、安貞元年(1227)帰国のとき、宋よりもち帰った袈裟の裂が本歌というが、実際には明代中期以後の織製になるから、別裂があったのかもしれない...
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藤言金襴 とうげんきんらん

藤言金襴明代。名物裂。藤玄・道言・藤権金襴などの称もあるが、伝承は不明である。萌黄の美しい地合いに菱紋を地織とし、漆箔で小鶏頭を作土紋に納め、互の目に配している。この裂には類裂が多く、角龍紋を織り出し...
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定家緞子 ていかどんす

定家緞子清代。名物裂。京都島原の定家大夫の打掛けの裂であったところからの名称である。島原遊廓が設けられたのは、寛永十七年(1640)であるから、この裂もそれ以後の渡来であり、康熙頃の織製になると思われ...
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長楽寺金襴 ちょうらくじきんらん

長楽寺金襴明代。名物裂。洛東長楽寺伝来によりこの名があるが、類裂が多く諸説もあり判然としない。『古今名物類聚』には丹地(紅地の退色したもの)に霊芝雲紋の金襴と、「下手」なるものとして白地の同紋の裂が収...
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朝鮮紗 ちょうせんしゃ

朝鮮紗李朝。名物裂。李朝中期頃盛んに縫製された、多彩な色糸と金糸で縫い取りにより紗地に紋様を施した裂である。縫紗であるが、中国風の豪華で図柄の整然とした典雅なものではなく、牡丹の花紋や葉も大ざっぱで、...
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占城裂 ちゃんぽぎれ

占城裂明代。名物裂。縦縞の配色に特徴のある太縞の間道の中に、その産出国の名をとって占城 (Champa) と呼ばれる裂がある。占城の名はもと古代インドの都市の称であったが、インド人の東方進出につれ、そ...