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茶の湯

繪画

鶏骨図 けいこつず

鶏骨図梁楷筆。梁楷画は、牧谿画とともに日本人の美意識を形成した双璧といえる。しかし牧谿画の禅的表出性に対して、梁楷画は、万物の真を伝えんとする表象性によって鑑賞者の心を打ったのである。梁楷は画院の待詔とし金帯を賜わるほどの技量の持主であるが...
繪画

栗絵 くりのえ

栗絵伝牧谿筆。重文。一枝に四つの栗の実、五枚の葉を画いている。柔軟な水墨の筆致が、硬い栗棘を表現している。『天王寺屋会記』によれば、「柿絵」(595頁上)と対幅として、京都新在家の茶匠曲庵(号養花)が所持していたもので、のち大徳寺龍光院に入...
国宝

漁村夕照図 ぎょそんせきしょうず

漁村夕照図牧谿筆。国宝。瀟湘八景図の内。中国北宋代山水画のもつ大観性を基調としながら、筆を思わせる粗放な筆致の中に、夕暮れの湖畔を包む大気と光の醸し出す微妙な自然の情感を表現したものである。湿潤にして不透明大気を通して、日没前の低い太陽から...
繪画

観瀑図 かんばくず

観瀑図芸阿弥筆、横川景三ほか二僧賛。重文。芸阿弥は能阿弥の子で、足利将軍家の同朋衆の一人として宝物管理の仕事に才能を発揮していた。本図は「学叟真芸50歳」の款記をもつ現存する芸阿弥の唯一確実な作品である。図上には月翁周鏡・蘭坡景・横川景三が...
繪画

寒山拾得図 かんざんじゅっとくず

寒山拾得図興牧筆。寒山拾得は、中国唐代の奇僧寒山拾得の飄逸な姿を組み合わせ画題で、単独でも画かれる。天台山国清寺の豊干禅師のもとに参じ、庫裡の片隅で雑事や掃除を手伝いながらぶらぶらしていたといわれている。日本では鎌倉末期以降、禅林所縁の水墨...
国宝

寒山拾得図 かんざんじっとくず

寒山拾得図因陀羅筆、楚石梵琦賛。国宝。因陀羅という画人については、本図の中央にある墨書と、その下に捺されている七個の印章と、長尾家旧蔵の「寒山「拾得図」双幅左幅にある款記、そして本図が属していた『禅機図巻』(他丹霞焼仏図・智常禅師図・布袋図...
繪画

紙雛図 かみびなのず

紙雛図酒井抱一筆。桃の節句にふさわしい佳作。紙雛の単純な造形、可憐な面貌、藤花をあしらい松の緑と朱の地色をきかせた色感は、袴と帯の渋さと調和し、華やかさの中に落ち着いた気品を醸し出すことに成功している。酒井抱一(1761~1828)は、姫路...
繪画

花鳥図 かちょうず

花鳥図祥啓筆。折枝画風の鉤勒塡彩画法による花鳥図で、祥啓が京都にあって相府御倉の中国画、同朋衆の手になる画本をもとに制作したものと思われる。祥啓は字を賢江、貧楽斎と号し、鎌倉建長寺宝珠庵に住した禅僧で、書記役についていたところから「啓書記」...
繪画

梶葉図 かじのはず

梶葉図呉春筆。梶の葉とは、昔、七枚の梶の葉に詩歌を書き、織女星に捧げたもので、七夕の祭りに短冊を竹葉に結ぶ風習の源流と伝えられている。呉春(1752~1811)は、四条派の創始者で、姓は松村、月溪と号した画人である。ここでは扇面に梶の葉をか...
繪画

柿絵 かきのえ

柿絵伝牧谿筆。重文濃淡の水墨による六顆の柿が無造作に並列され、背景はまったくない。描写は決して写実的ではないが、柿らしさというか、柿の精とでもいうべきものを、これほど端的に表出し得た作品もない。万人が一見して柿とわかる本質的なものを、単純明...