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書本

大正名器鑑

大隅肩衝

大隅肩衝大隅肩衝大隅肩衝漢作 大名物 侯爵 德川 賴倫氏藏名稱一名本多大隅肩衝といふ、本多大隅守の所持せし茶入なるを以てなり。藩翰譜に「本多大隅守忠純は佐渡守正信の三男にて、將軍家に仕へ、大阪の合戦に天王寺より押寄せ、首二百十七切て獻る、其...
大正名器鑑

木目肩衝

木目肩衝木目肩衝木目肩衝漢作 大名物 侯爵 前田利爲氏藏名稱命名の由来審かならず、然れども南葵文庫本朝倉越州記に「信長殿江州堀竝に阿閉と云ふものを九月中旬に木目の山城に城守に置き玉ひける」とあり、左すれば木目城は朝倉領にして此茶入は城と共に...
大正名器鑑

鍋屋肩衝

鍋屋肩衝鍋屋肩衝鍋屋肩衝漢作 大名物 一名 筑摩肩衝 伯爵 松平直亮氏藏名稱天正の頃堺の町人鍋屋道加の所持せるを以て此名あり、而して此茶入を一名筑摩と云ふは本名の鍋屋より江州筑摩神社の鍋祭を聯想したる名なるべし。雑話集に「近江國筑摩明神と申...
大正名器鑑

藥師院肩衝

藥師院肩衝漢作 大名物 舊名 針屋肩衝 子爵 松平賴和氏藏名稱堺の人藥師院が所持せしに依りて此名あり、又藥師寺肩衝とも云へり、舊名は針屋肩衝なり、蓋し藥師院所持以前、京の針屋が所持せしに依るなり、茶人大系圖に「藥師院沙界人嘗獻漢器茶入於信長...
大正名器鑑

味噌屋肩衝

味噌屋肩衝味噌屋肩衝漢作 大名物 男爵 鴻池善右衛門氏藏名稱味噌屋は所持者の屋號なるべし、但し其時代住所等を審かにせず。此茶入又榮仁肩衝ともいふ、龜屋榮仁が所持せしを以てなり。榮仁、時に圓仁、圓忍、永仁等に作る、孰れが是なるを知らす。寸法高...
大正名器鑑

宮王肩衝

宮王肩衝宮王肩衝宮王肩衝漢作 大名物 伯爵 井伊直忠氏藏名稱古名物記に「前宮王大夫所持」とあれば、即ち所持者の名なるべきも、其傳審かならず。寸法高 貳寸九分胴徑 貳寸四分五厘口徑 壹寸四分底徑 壹寸叄分貳厘又壹寸四分瓴高 参分貳厘肩幅 参分...
大正名器鑑

不動肩衝

不動肩衝不動肩衝漢作 大名物 男爵 益田孝氏藏名稱宗友記に「前上藥のなだれ入組みたるさま、不動の火焔に似たる御見立の名なり」とあり。大阪落城の際、火に逢いても焼けざらしに困り、不動明王に擬へて斯く名づけたりと云ふは、蓋し俗説ならん。(備考)...
大正名器鑑

種村肩衝

種村肩衝種村肩衝漢作 大名物一名 木下肩衝又都歸り伯爵 松平直亮氏藏名稱種村一に棚村と云ふ、種、棚、邦訓相近きを以て、互に混訛し者ならんか。奈良松屋源三郎の松屋日記には「種村肩衝、近江の種村殿所持候故也」とあり、即ち所持者の名なるを知るべし...
大正名器鑑

筑紫肩衝

筑紫肩衝筑紫肩衝筑紫肩衝漢作 大名物 伯爵 徳川達孝氏藏名稱此茶入もと筑紫に依り、地名を以て稀せられしならん。寸法高 貳寸七分五匣胴徑 貳寸五分 帯にて口經 壹寸參分底徑 壹寸貳分瓶高 叄分貳厘肩幅 四分重量 貳拾六匁八分附屬物一蓋 一枚 ...
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久我肩衝

久我肩衝久我肩衝久我肩衝漢作 大名物 伯爵 松浦厚氏藏名稱永平寺の開山道元禪師(久我大納言通親の子)、陶祖藤四郎を伴ひて入唐し、安貞元年歸朝の際此茶入を持歸りて、久我大納言家に贈りたるに依り此名あと云ふ。寸法高 貳寸八分胴徑 帯にて貳寸四分...